ヒロポンが撮影したイギリスのサウサンプトン港を出向する様子
タイタニック号は、今からちょうど100年前の1911年にこの港から出航して、帰らぬ船になりました。
クルーズ船の問題点
クルーズの乗客が多いだけではなく、客船に乗る乗員の数も1000人を超えてきます。イタリア船の場合には、管理職はイタリア人なのですが、ほとんどの接客係が東南アジアから来た出稼ぎ労働者です。リゾート地のバリ島などから出稼ぎで出ている人が多いです。彼らの労働環境を見ると、それは「奴隷船」と同じようなものだと感じます。
乗船するのであれば、日本の飛鳥Ⅱであったり、クリスタルクルーズ、セレブティクルーズなどラグジュアリークラスのクルーズ船を目指したいところですが、価格は大衆化されたコスタ、MSCクルーズの2倍ほどになるので、出費は相当なものになります。ラグジュアリークラスのクルーズ船に乗る場合には、上手にクルーズ船を選ばないと、「ビジネスクラスでツアーに出た方が楽しかった」という事にもなりかねません。
シーダイヤモンドの座礁
2007年には、サントリーニ沖でシーダイヤモンドが座礁事故を起こして沈没しました。今回のコスタ・コンコルディアの事故は、その後に起きた客船の大きな事故という事になります。しかも、今回は数名の死者が出てしまっているという事が明らかになっているので、問題はかなり深刻です。また、コスタはイタリアの大衆船として、ヨーロッパではかなり有名です。座礁という事故で死者が出るならば、今後の安全は見直されるべきでしょう。特に大衆型の大型客船は、定員ギリギリの運行が多いので、事故が起きたら大変そうです。
コスタクルーズについて
コスタ・クルーズは、MSCクルーズと並んで、日本人の利用も非常に多いイタリアのクルーズ会社です。1週間のイタリア、ギリシャなどのクルーズには、新婚旅行で参加する人も多いようで、日本からは航空券とパッケージで売られていたりします。日本では、ヨーロッパでは人気が無いであろうかなり古いクルーズ船ではありますが、5万トン級のコスタ・クラシカが上海-九州などの航路を運行しています。こういう日本出発で中国行くようなクルーズは、時期が良ければ面白いかもしれません。
コスタの業績に影響は?
イタリアの財政危機の影響は、保有する全15隻を全てイタリア船籍にしており、ヨーロッパからの客を主流としているコスタの業績に大きく影響していると考えられます。その上に今回の事故が重なれば、会社としてのコスタは、財務状況がかなり悪化する可能性もあるでしょう。
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