中国コラムの最近のブログ記事

親しい友達に最近になって言われた言葉が「どうして、中国人とそんなに深く付き合ったりするのか?」ということ。私は結構中国にいりこんできていて、大学に入った頃から今まで、中国との関わりが本当に多かったです。

どうして中国人と深く付き合う必要があるのか?

人にはそれぞれ考え方があるので、中国人と付き合いを持ちたくないと思えば、付き合わなければいいでしょう。だけど、日本のお隣の国は13億人の人口を抱えていて、フランスに行っても、イギリスに行っても、アメリカに行っても今では中国人と絶対に遭遇します。中国がいかに貧しい国であろうと、やり方が汚い国であろうと、考え方が奇妙であろうと、その国との付き合いを避けては通れない道だと思っています。

中国を知りたい

中国を知るのは、中国人を知るのは簡単ではないです。中国に何度も行って、長期留学して、ビジネスも絡めて、それでも分からない事だらけ。中国知るネットというサイトもやって、中国についていろいろ知ろうと私なりに努力してきました。中国では、日本のように事が運ばない事が多いです。「聞いてないよ」「言ってた事と違うじゃん」「突然、それなくない?」と思うことだらけ。人脈は大事なのに、日本のような「人と人との信頼関係」がどうも信頼出来ないという国、中国。
最初の路線が開通した西安の地下鉄

先日、9月16日に西安で地下鉄が開通しました。古都である西安は、既に人口1000万人に達しているとされていますが、まだ地下鉄はなかったのです。地価を掘ると古代の遺跡に当たるので、開発が遅れていたというのがその理由のようです。世界的に見ても、人口1000万級の都市に地下鉄がないなんて信じられない事でしょう?!西安は、まだまだ発展の余地があると見れるでしょう。

追いつくハードと追いつかないソフト

上海では、この10年で13路線(つまり1年に1本以上のペース)で地下鉄が開通しており、既に世界最長の地下鉄と言われています。更に10年で10路線以上を追加する計画という事で、中国政府が上海をどのような都市にしようとしているかが見て取れます。目標としては、アジアの経済中心にもっていきたいと思っているのでしょう。上海は人口が集まっているので、地下鉄を作れば作るだけ利用者が居る状況で、ガンガン作るのも頷けます。しかし、技術者の不足、運転士の経験不足などが見て取れます。

作りまくられる西安の「箱物」

以前に西安の良いところを書いたので、今回はちょっと批判的な視点から書きたいと思います。

西安でも地下鉄は開通しましたし、非常に数多くの観光地が出来ているのですが、多くの観光地は「ほとんど観光客が居ない状況」です。政府がこれほど大きな投資をしているにも関わらず、全く観光客が居ない状況は、運営コストも気になります。西安の場合には、多くの遺跡群が国家によって開発されているのですが、入場者数が多いようには見えません。

寒窑遗址公园は夏でも人が居ない
西安
例えば、西安の市内東南部にある曲江寒窑遗址公园なんですけど、オープンしたのは2010年9月で、私が行ったのが2011年8月です。ここは凄く狭くて見る物も少ないのに60元もするんですよね。入場してみましたがほとんど人がいませんでした。ここにも地下鉄開通すれば人がくるんでしょうかね?

その時には、この観光地も古くなって流行らなくなって誰も来なくなるのじゃないかと思ったりします。



大唐芙蓉園もそれほど入場者は多くない
大唐芙蓉元
ここは2005年に出来たテーマパークなんですけど、ここも入場料が高いので地元の人は滅多に来ないですね。内部には、気の利いたレストランとかも無いですし、汚い地元レストランがあるだけです。

欧米から西安の旅行客は多いのですが、日本人の観光客が伸びない理由が分かります。建物であったり、湖などの作りは超一級品なんですけど、運営が全然駄目なんですね。

だから2005年にオープンしているのに人があまり入らないんですよ。中国の場合には、利害関係が非常に複雑なのも原因かと思いますね。

歩行者天国の骡马市
骡马市西安で2008年頃に開発された骡马市(西安中心部の鐘楼の近く)についても、これは上海の「南京路」のような道を想定して作った歩行者天国です。

ここは見た目が非常に美しい通りに仕上がっていて、多くの西安の若者で賑わっていて、最近では最も活気ある通りと居得るでしょう。

しかし、ここも外資系としてはスタバがあるんですが、それ以外は中国の小さな商店ばかりで、消費をしたくなるようなファッション性あるお店は皆無です。もっと若者が消費したくなる三里屯のようなショップ誘致しないと魅力的には見えません。


中国の情報提供サイトというだけでは、それほど大きなアクセスが期待できないので、全く中国と関係がない日本のニュースや下品な内容から信憑性が非常に低い内容のまで配信するようになったサーチナですが、もともと真面目な内容も配信しています。その1つにサーチナの経済統計があります。これは、中国国家統計局のデーターの経済に関する部分をフラッシュで表示させるようにしたものです。

データー自体は、自分で中国国家統計局が発表しているものをダウンロードするなどして用いればよいのですが、中国国家統計局からデーターをダウンロードして自分でグラフを作るのは非常に面倒な作業です。お金を顧客から吸い上げる為に視覚に訴えなければいけない経済アナリストでもなければ、わざわざそこまでする必要性も感じないでしょう。だから、前回のブログで書いたGoogle Public Dateと同じで、一般の個人が瞬時に視覚で中国の経済状況見たいという需要は、それなりに存在すると思います。経済アナリストでもなければ、大まかな経済の状況を把握出来れば良いという一般の人の需要に答えたものだと思います。

例えば、どのようなデーターが見れるかを見てみたいと思います。ちなみにこのデーターは、「ダウンロード」ボタンからエクセルに直接ダウンロードして、自分でグラフを作る事も出来ます。ただし、国家統計局の公式サイトから直接ダウンロードするものとは違って、数字に間違いがある可能性がありますので、その点は認識しておく必要がありそうです。つまり、商用や研究用ではありません。

今回は、試しに中国の地域GDPを使って、データーからグラフを表示してみたいと思います。北京、上海、広州という中国東部の大都市と、内陸部の西安のGDPを比較しています。こうしてグラフで見ると、いろいろな事が分かります。例えば、広州市と北京市では、2003年にはGDPは同じレベルでしたが、2009年までには北京市の方が大きく成長しています。北京市は既に上海市に迫る勢いです。かつて「経済は上海、政治は北京」と言われてきましたが、北京は既に経済においても活発な都市となったようです。

中国の東部と内陸部の格差は良く論じられますが、どの位の経済格差が存在しているかを見ることが出来ます。内陸部の大都市である西安市と、東部の北京市、上海市、広州市を見ると、その差は歴然としています。2009年の西安市のGDPは、2003年における北京市にも到達していません。内陸部の都市と、沿岸部の都市との経済格差は、ここ数年で縮まったどころかむしろ「格差は大きく拡大した」と考える事が出来ます。

中国大都市のGDP比較中国地域GDP
もう1つの例として、中国の常駐人口をグラフにしてみます。グラフの形態はGoogle Public Dateほど豊富ではないにせよ、複数の中から選択出来ますので、今回は横の棒グラフ3Dを利用してみました。常駐人口は、戸籍人口とは異なっていて、戸籍人口に外部からの出稼ぎ労働者などを加えた人口になっています。実際には政府が発表する数値よりも多いと言われていますが、とりあえず発表されている数値からグラフ化しているものです。

ここでもやはり、中国の東部に人口が集まっている事が分かります。特に北京市への人口流入が著しく、北京の経済が急速な発展を遂げているという事が伺えます。北京市、上海市の常駐人口は大幅な伸びを記録していて、2009年の段階で2000万人を超えそう(実態は既に超えているでしょう)です。逆に広州市であったり、西安などは人口流入がそれほど激しい訳ではありません。
中国都市の常駐人口このように単に簡単なグラフを眺めただけでも、いろいろな事が分かるので、中国経済の概要を掴む為にいろいろと眺めてみるのは面白い事だと思います。

サーチナ統計
http://jp.searchina.com.cn/citygdp/index_jp.asp

中国のドラマで「房奴」というドラマをインターネットで見ています。ある男性が銀行から借りたお金を返すのに四苦八苦して、もし返済出来なければ、この家を取り上げられてしまう!というものです。貧乏で苦労のドラマと言えば「蜗居」も有名ですね。中国のドラマは、日本のドラマの雰囲気と少し違ったトピックが多くて面白いですね。ドラマの水準も少しずつ上がってきているような気がしますが、60年代の日本ドラマ見てるような感覚は否めません。ドラマを見れば、中国人の"やり方"の勉強になる気がしますね。大きな声で叫んで何とかしようというような発想は、日本人にはありえない!自分さえ良ければ何でもありの社会かなと思ったりしますね。何も言わなければ、人の領土まで取ろうとしてきますからね。

中国の伝統で、結婚する為には「部屋が無いと」という事で、無理して買ったりするんですね。地方であれば300万円ぐらいで買えるのでそれほど負債を抱えなくても済むのですけど、問題は上海などの大都会です。物にもよりますが、普通の結婚前の夫婦が1つの部屋が1500万-2000万円(2人と子供の部屋)ほどするので、頭金だけでも大変です。

この話を大学時代の友達にしたら、「房奴」になれる人はまだいい方で、彼なんて完全な「车奴」だと言ってました。中国の車の価格は、日本と同じぐらいなので、収入に対する車の価格は日本の感覚の数倍なので、車は「資産」だと考えられています。その為に「车奴」という事がありえるのですが、日本では、「房奴」こそあれど「车奴」はあまりありませんね。

房奴の第一話(国内から見れない場合はプロキシ設定してね)
全部中国語ですが、中国語の学習にもどうぞ
http://www.tudou.com/programs/view/XWoNqBeB4JU/
一言中国語:说曹操曹操就到了(曹操の事を話していたら、曹操が現れた)が良く使われます。

中国のSKⅡのサイトを見ると、中国におけるFace Treatment Essence(公式サイトリンク)の価格は、150mlが930RMB、215mlが1100RMB、250mlが1230RMBとなっています。日本におけるフェイシャルトリートメントエッセンス(公式サイト)を見ると、75mlが8400円、150mlが16275円、215mlが20475円となっています。ここで日本と中国で売られているmlが違っている事がわかります。また、中国に良く行く人なら気がつくのですが、中国における価格が日本よりも随分と安い事に気がつきます。

これならば中国で買う方が日本よりも圧倒的に安い価格になっているので、誰もが中国で買うでしょう。しかし、日本で実際に販売している価格は、SKⅡの「カウンセリング化粧品」として、ほとんどのお店において常に25%offになっています。日本でカウンセリング化粧品の部分を考えた場合には、おおよそ中国の価格と同じような価格で売られているという事に気がつきます。ポイントは、サイトに表示されている「定価」は異なっていますが、実際に売られている価格は日中同じぐらいであると考えられます。

このように定価の価格差がある事は良く知られていて、ネットショップであったり、ドンキホーテなどに海外で購入されたフェイシャルトリートメントエッセンスが「本物」として出回っています。海外で購入したとしても、確かに「本物」に変わりはないのですが、それは特価品でも何でも無くて、日本で買わずに海外で買い物したような状況になっています。ネットで「25%offで安いから」と思って購入すると、日本の公式ショップでも同じような価格で売られているので注意が必要です。これはSKⅡ販売側も認識していますが、これを放置しています。
毎日新聞のウェブJPで台湾の出生率が1.03になったと報じられていました。出生率と同時に紹介されていたのは、晩婚化が進んでいるという事で、女性の初婚年齢の平均は2000年の25.7から2009年は28.9歳になったという事です。僅か10年の間に女性の結婚年齢が3歳以上も高まるといのは、あまりに異常な数値に思えますね。一般論として、子供を生む前に結婚する人が多い中では、結婚しないか出来ないのでは、少子化も仕方ないような気がします。

この記事によれば、その背景の1つとして大卒の初任給が紹介されています。大卒者の月給は10年前の平均約2万8000台湾ドル(約7万7500円)から昨年は約2万台湾ドル(約5万5400円)に下がったといった内容が紹介されています。これを見ると僅か10年で大卒の給与が8000台湾ドルも下落するとなると、さすがに凄まじい下落だと思いました。この下落は当然ながらお隣の中国大陸の影響があるという事は間違いないでしょう。台湾企業の多くが中国に工場を移転するなどして、台湾の空洞化が進んで、小さな台湾はすぐに影響を受けて、スキルの無い大卒人間に対して賃金を支払う事をしなくなったのだと思います。

日本もお隣の台湾を笑っている事は出来ませんね。日本は台湾に比べると大企業が多くて世界的な技術力の競争でも優位にありますが、それでも生産の多くが既に中国大陸などに移っています。今後は、単なる工場や生産拠点だけではなく、核となる技術開発なども中国に少しずつ移転していく可能性があるとされています。ホワイトカラーとされるIT技術者などの職も中国に移転されてきています。豊富でしかも安い労働力にはなかなか太刀打ち出来ませんね。

世界中が同じような学歴社会になって同じような内容を学習して、同じような事を試験しているので、人材というものはどこで採用してもそれほど大差が無いというようになってきました。中国では1年間に大学を卒業する卒業生が600万人(日本の約10倍)も居て、彼らは一般的に日本人よりも受験勉強に熱心だったので、個人単位で考えて同じ業務では日本人よりも技能を発揮しやすい可能性もあります。

サーチナの記事で「中国人観光客の日本観光、緩和されたようで逆に厳しく?」というやや中国人側から見たような記事が書かれていました。実際には、7月からビザが緩和されたように見えて、その条件は本当に厳しいようで、観光と言ってもツアーと変わらないようなガチガチの日程じゃないと動けないようです。最も厳しいのは、ビザの申請やチケット、そして事前に宿泊先のホテルを日本領事館が指定する旅行会社を通さなければいけないという点です。この方法ならば、指定された中国の旅行会社は儲かりますので違反は犯したくないでしょうね。

中国人がイギリスからヨーロッパ大陸を訪問する場合にも似たような条件があって、航空チケットや宿泊先のホテルを事前予約しておく事が求められます。しかし、日本の場合は「指定された旅行会社」を通して予約しなければいけないという事で、条件は更に厳しいような気がします。指定された旅行会社を通すと、チケットやホテル料金の割引に制限がある事は容易に想像出来ます。つまり、日本に個人旅行が認められたとはいっても、その自由度はかなり低いという事になります。これはどうしようも無い事のようにも思えてしまいます。

13億人の中国人には様々な人が居るので、日本政府としては「年収が一定額以上の人ならば誰でもどうぞ」とはいきません。国の機関の在職証明書ですら、それなりの関係があるかお金を沢山支払えば、中国なら「比較的簡単に」取得できてしまいます。どこかの会社で働いていた事にして年収証明書を発行するという事は、中国ではたやすい事であり、日本政府もそんなものは信用できると考えていません。そもそもの所得証明などの書類がほとんど信用出来ないので、日本の旅行を制限するしかないんですね。

中国の西安に行って来る予定

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格安航空券は、いつも使っている旅行会社で予約して、中国国際航空で成田発北京経由西安行きで62000円だった。3週間後の予約としては、まずまずのチケットを予約出来たと思います。今回は、試しに西安に行くという事で、2週間ばかりの滞在を予定していて、すぐに日本に帰ってくる予定です。特別なビザを申請すれば、2週間以上居れるのですが、とりあえず様子を見てくるのが良いと判断しました。先に簡単に様子を見て、少しずつ中国の内陸部を理解して行く予定です。

イギリスに行く時もそうなのですが、最近は北京経由が増えています。それは、簡単に言えば中国国際航空が提供している価格が最安値出てくる事が多くなったからです。日系の航空会社は、この価格競争に勝つことは、ほぼ不可能だと思います。日本のGDPを上昇させる事を目標としても、中国などの発展途上国と競い合う分野において、生産を維持する事が非常に難しくなってきている事は確かだと思います。

中国人のビザが更に緩和されることになりました。昨年の緩和では、実際には年収300万円以上など厳しい条件がついていたので、実際の申請者数は全然伸びてませんでした。昨年1年で日本を訪問した中国人はたったの100万人だそうです。今回は、その条件を一気に引き下げて、中間層の4億人を対象にしていくという事が発表されています。実際にどのような基準で日本に来られるのか明確な発表はされていませんが、早速2010年7月1日からこの制度が開始されるようです。

日本の場合には、欧米向けの輸出が好調で国内企業の業績が良かった事であったり、煮中間系の影響から日本人の中国人に対する印象が悪かった事などもあって、中国人受け入れどころではありませんでした。しかし、最近になって日本の経済がいよいよ国内の人間だけでは回転しないと言うことが誰の目にも明らかに分かるようになって、初めて外部から人を受け入れて物を買って貰おうという動きがより強まったようです。

中国政府の発表では、中国政府は中国内陸部の中心都市である西安に対して、今後10年間に渡って毎年3000億間(日本円で5兆円)を投下すると発表しています。これは中国の首都の北京に毎年投下している金額と同様の金額です。2008年7月7日の洞爺湖サミットにおいて、ブッシュ大統領が福田首相に対して「中国は西安に首都移転を計画しているみたいだよ」と耳打ちしたという噂は、本当になる可能性がありそうです。

西安には外国企業などの誘致に成功した高新区は既に成熟が見えてきており、曲江の第一開発部分も非常に成功しています。その他も複数の開発区が同時進行で進められているようです。また、2011年に西安世界園芸博覧会が開催される予定地域に開発が進んでいます。2010年に上海万博が終わった後は、2011年の西安世界園芸博覧会で内陸に注目が向かう事は明らかであると考えられます。

2011年の西安世界園芸博覧会
http://www.expo2011xa.com/


西安の世界園芸博覧会の映像(日本で見れるかな・・・)

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