2011年9月アーカイブ

最初の路線が開通した西安の地下鉄

先日、9月16日に西安で地下鉄が開通しました。古都である西安は、既に人口1000万人に達しているとされていますが、まだ地下鉄はなかったのです。地価を掘ると古代の遺跡に当たるので、開発が遅れていたというのがその理由のようです。世界的に見ても、人口1000万級の都市に地下鉄がないなんて信じられない事でしょう?!西安は、まだまだ発展の余地があると見れるでしょう。

追いつくハードと追いつかないソフト

上海では、この10年で13路線(つまり1年に1本以上のペース)で地下鉄が開通しており、既に世界最長の地下鉄と言われています。更に10年で10路線以上を追加する計画という事で、中国政府が上海をどのような都市にしようとしているかが見て取れます。目標としては、アジアの経済中心にもっていきたいと思っているのでしょう。上海は人口が集まっているので、地下鉄を作れば作るだけ利用者が居る状況で、ガンガン作るのも頷けます。しかし、技術者の不足、運転士の経験不足などが見て取れます。

作りまくられる西安の「箱物」

以前に西安の良いところを書いたので、今回はちょっと批判的な視点から書きたいと思います。

西安でも地下鉄は開通しましたし、非常に数多くの観光地が出来ているのですが、多くの観光地は「ほとんど観光客が居ない状況」です。政府がこれほど大きな投資をしているにも関わらず、全く観光客が居ない状況は、運営コストも気になります。西安の場合には、多くの遺跡群が国家によって開発されているのですが、入場者数が多いようには見えません。

寒窑遗址公园は夏でも人が居ない
西安
例えば、西安の市内東南部にある曲江寒窑遗址公园なんですけど、オープンしたのは2010年9月で、私が行ったのが2011年8月です。ここは凄く狭くて見る物も少ないのに60元もするんですよね。入場してみましたがほとんど人がいませんでした。ここにも地下鉄開通すれば人がくるんでしょうかね?

その時には、この観光地も古くなって流行らなくなって誰も来なくなるのじゃないかと思ったりします。



大唐芙蓉園もそれほど入場者は多くない
大唐芙蓉元
ここは2005年に出来たテーマパークなんですけど、ここも入場料が高いので地元の人は滅多に来ないですね。内部には、気の利いたレストランとかも無いですし、汚い地元レストランがあるだけです。

欧米から西安の旅行客は多いのですが、日本人の観光客が伸びない理由が分かります。建物であったり、湖などの作りは超一級品なんですけど、運営が全然駄目なんですね。

だから2005年にオープンしているのに人があまり入らないんですよ。中国の場合には、利害関係が非常に複雑なのも原因かと思いますね。

歩行者天国の骡马市
骡马市西安で2008年頃に開発された骡马市(西安中心部の鐘楼の近く)についても、これは上海の「南京路」のような道を想定して作った歩行者天国です。

ここは見た目が非常に美しい通りに仕上がっていて、多くの西安の若者で賑わっていて、最近では最も活気ある通りと居得るでしょう。

しかし、ここも外資系としてはスタバがあるんですが、それ以外は中国の小さな商店ばかりで、消費をしたくなるようなファッション性あるお店は皆無です。もっと若者が消費したくなる三里屯のようなショップ誘致しないと魅力的には見えません。


コミュニケーション能力というのは何だろう?と考える事があります。楽天の三木谷さんに言わせると、コミュニケーション能力=英語と言いきっています。三木谷さん本人が英語で話して見本を見せるというのは、経営者として相当に勇気が必要な事だと思います。自分の英語力、会話力がバレちゃいますしね。三木谷さん自身がアメリカから帰国してしばらくになる訳ですし、彼は英語を公用語にする前に、自分でも日頃から英語を聞くように、みる様にしたり相当な努力をしたと思います。そうしなければ、英語を公用語にするなんて勇気が出てくるはずないですよね。

ソニーの出井さんがソニーを再生させたのは、国際的な感覚が優れた為だという考える人もあります。出井さんも会議では英語で話していますね。上記2名とも発音は今ひとつですが非常に流暢な英語で「コミュニケーションのプロ」であると感じます。

特に英語ネイティブの人前で英語で話すのは、日本人にとって「超ハードルが高い」と思います。友達との会話であれば問題ない人であっても、人前で話すとなると難しくなりますね。話している内容に関わらず、英語が下手なだけで「この人は能力がない」と思われてしまうからです。三木谷さんが言うように「コミュニケーション能力=英語」であるとすれば、コミュニケーション能力を磨く為には、日頃から英語ネイティブと常に英語でコミュニケーションをとるという事になります。

英語は、発音が今ひとつでも通じるからいいですよね。中国語になると、発音が悪いと全く別の意味になっちゃうので、中国語の場合には発音悪いと通じません。だから、中国語で中国人と普通に話すのは、英語以上にめちゃめちゃ難しいです。特に会議などの席で発言したり、スピーチするとなると、かなり慣れないと難しいでしょう。ゆっくり話すと相手にストレスをかけますし、早く話すと通じないという事になりかねません。

英語が母国語の人と会話しないと意味なし

日本人同士で「社内公用語は英語で」というのは、やらないよりは随分とマシだと思います。しかし、英語が母国語の人と、そうでない人と話すのは全く別物です。日本人同士ではなしたり、英語が母国語でない人と話すのは、はっきり言って誰でも出来る簡単な事です。ネイティブにストレスを与えずに話すという事が非常に重要になります。本当の英語圏の人と話をしないと、自分の英語力が低いという事には気がつきにくいものです。

毎日英語を聞いて・・・とかいう話ではなくて、英語のコミュニティの中に自分を置かなければ、英語でコミュニケーションを流暢に取れるようになりません。これは社内公用語を英語にするだけでは不十分で、実際にネイティブを大量に雇用して日本企業の内部に配置する所までいかなければ難しいでしょう。ネイティブ並に話す人を見ると、最低でも英語環境に5年ぐらい居て必死でやっていた人が上手に話せるようになっている気がします。

私も以前に英語ネイティブと2人で話をして、全く通じなかったり、相手にストレスを与えたりしてお互いに嫌な思いをした事があります。下手をすれば話を全く聞いてくれません。大人になってからの語学学習ですので、誰も生徒だった時のように手取り足取り教えてくれないものです。そういう凄く嫌で死にたくなるような経験をしながら、語学が上達していくのかもしれませ。


責任論と無責任論

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日本の総理大臣はコロコロ変わる?

日本の総理大臣は、コロコロ変わると言われてきました。確かに、最近では1年ごとに変わっています。小泉さんは、後継者として安倍さんを指名して、その後に福田さんがきました。自民党の中でも麻生さん、安倍さんあたりは、天皇家にも非常に近い関係にあり、靖国に参拝する小泉さんが「国体保持」の為に安倍さんを後継者に指名するのも頷けます。自民党の派閥とは何だのか?その正体は、まさに家計図と政略結婚の婚姻関係にあったのですね。

そこから麻生さんでも「国体保持」は難しくなり、天皇家とやや距離がある民主党の鳩山家(宮沢喜一が鳩山家と縁戚)へと内閣総理大臣が移っていきます。中国の要人が天皇に会わせろと言って、すぐに会う事を手配した鳩山さんなどを見ても、今までの総理大臣とは天皇に関する考え方の違いが明確である事が分かります。それから天皇から更に距離がある菅直人さんに移って、現在ではかなり一般人に近い野田佳彦さんが内閣総理大臣になっています。日本労働組合総連合会(2010年時点で680万人)などが民主党を支持している所から見ても、以前の権力者とはやや距離がありそうです。

国民から天皇というものが求心力を少しずつ薄めてしまった1999年に国旗国家法案というものが成立して、法的に天皇周辺を保護する動きに出ました。この頃は、更に天皇を中心とした社会を成す為に教科書の議論であったり、憲法も改正しようという議論も盛んになされた時期ではありました。天皇制というのは、国が1つにまとまって一致団結して諸外国と競争する分には悪くなかったのですが、これだけ企業の生産が海外に出てグローバル化してくると、一致団結だけでは経済状況を回復させるのが難しくなりました。1999年と言えば派遣業種の拡大が法律で制定された年でもありました。

経済問題、雇用問題などは、他の国(例えば韓国など)でも起こっています。しかも、それらの国々の問題は、日本よりも深刻であったりします。韓国などは、幾つかの大財閥が経済を支配しているとも言われており、その強みを活かして企業をグローバル化させているとも言えます。そういった海外の脅威に対して「天皇に近い、遠いで争っている場合ではない」という事で、大連立などの発想も出てくるのかもしれません。

ここでもキーポイントになるのは、やはり「グローバル化」ですね。企業がグローバル化してくると、日本の政治というのも、それに対応して様々な点において柔軟さが必要になってくるのですね。また、忘れてはいけないのは「高齢化社会」でしょう。高齢者が多くて、若者が少ないという歴史上例がない「高齢化社会」の副作用がどのようなものか私たちはこれから先に知る事になりそうです。

皆が一致した方向性があれば、混乱するよりもメリットが大きい事は確実です。混乱すれば、中国のように他国に侵略されたり、内乱が起きたりしますから、そうなれば最悪の結果となります。だから相手から全てを奪おうと思ったら駄目なんですね。ある程度の所で「上手な妥協」を繰り返していく事を日本人は得意としてきました。しかし、海外のプレーヤーたちはそんな事はお構いなしですし、やらなければやられると思っています。スズキとVWが争っていますが、もともと味方同士が、めんどくさい事になってますね。両社にとって頭の痛い問題で、争いは潰し合いになるのでプラスにはなりません。

麻生さん、安倍さん周辺の家計図

貴族家系図のサムネール画像
kyudan.comより引用


流行するソーシャルゲーム

最近、モバゲー、Gree、Mixi、Facebookなどで「ソーシャルゲーム」というものが流行っています。パソコンや携帯などで登録して、パソコンや携帯を使って気軽に遊ぶというゲームです。これらのゲームは、以前の任天堂、Sonyなどが中心となるコンシューマーゲームと呼ばれる自宅のTVを使ってやるゲームと異なり、非常に気軽に遊べます。また、以前からあるPCにインストールして使う「オンラインゲーム」ほど時間を使わなくて良いので気軽です。今までゲームをしなかった層にも受け入れられて爆発的なヒットをしています。

アイテムにお金を支払うのは何故だ?!

ソーシャルゲームの基本は、基本的には全ての機能が無料で遊べて、アイテムなどの強化したければお金を支払うというものです。オンラインのPC上にあるアイテムにお金を使うなんて、遊んだ事がない人にはあり得ない事に思えるかもしれませんが、これは映画館で映画を見てお金を払うのと一緒です。自分が満足感を得られるのであれば、お金を支払うのは実用のものでなくても良いという究極のサービス産業と言えるかもしれません。

ゲーム製作・運営会社が市場コントロール

ゲーム内の通貨・アイテムは基本的に現実社会とは隔離されています。これはつまり、買ったアイテムを現実社会で換金したりする事が出来ない(リアルマネートレードRMT市場を使ったり、ヤフオク市場では可能)という事です。これによって、99.9%はゲーム会社が市場をコントロールする事が可能となっています。簡単で気軽に始められるゲームなので、ゲームを簡単にやめさせない工夫であったり、無料で遊ぶ無課金者を支払いを行う課金者にするという工夫が必要になります。このデーター分析のノウハウがゲーム会社に蓄積されてきています。米国では特に盛んに分析が進んでいます。

データー化するマーケティング

ゲーム会社のマーケティングというのは、ほぼ99%はデーターの分析によって行われます。全てパソコン上で動くので、データーの解析が容易だという事が一番のメリットとしてあげられます。これは、一般の営業・販売マーケティング戦略では、数値化するのがゲームほど容易ではない部分もあるので大変です。お客さんが営業員の話をどれくらい聞いたか?いつ売り場に入り、いつ離れたかを分析するのはゲームほど簡単ではありません。せいぜい、来店の人数という大雑把な分析程度になってしまうでしょう。大雑把な数値は、大雑把な分析しか可能にしてくれません。

一般の会社は「マーケティング」と言っても、このゲーム会社の分析ほど細かく分析している企業はほとんどいないでしょう。営業員に分厚いマニュアルを手渡して任せっきりにして、成果報酬だけで営業員を動かそうとしている企業が大半だと思います。


ソフトブレーンの宋さんのメルマガをとっているのですが、日本には沢山の良い所があるが、「欧米かぶれ」に見える所もあるという指摘でした。確かに日本では、特に政治家などの間で「欧米(例えば、イギリス、アメリカなど)では」と使う事が多いですね。私自身も欧州に長期滞在していましたが、日本の政治家が軽々しく「欧米ではこうだから、日本もこうしよう」みたいな発言をすると、違和感を覚えます。

政治家の中にはアメリカに長期留学していた方もいて、アメリカに精通している方も数多くいらっしゃいます。また、アメリカ以外の欧米諸国に長期滞在していた方も居るでしょう。それに加えて幾度となく欧米に出かけていらっしゃる方も数多くおられます。こういう方は、あまり「欧米では」と言わないんですね。発言する政治家のほとんどの方が、残念ながら海外に経験を持っていないなどの理由で「表面だけ」発言しますね。そうだ、菅直人さんも「イギリスでは」と良く言ってましたね。

例えば、イギリスやアメリカの真似したらどうなるでしょう?マクドナルドで食べる人が増加して、日本人は肥満体質になり、その結果として医療費がやけにかかるようになって、国民皆医療制度だと国が破綻するので医療が「自己責任」というシステム(アメリカ)になって、もしくは国民皆医療制度があるのに利用すると非常に不便で行列が出来たり入院出来なかったり、何かと制限が多かったり(イギリス)、このような国を模倣して、良いシステムが出来るとはとても思えませんね。

日本の良さを伸ばすべき

イギリスは確かに日本よりも進んでいる部分があるけど、日本も明治維新後に開国して、欧米から学ぶ場所は学んできたのだから、独自の良さをもっと伸ばしても良いのでは?と思います。確かに欧米を模倣する事によって利益を得られる人が一部に居るのだから、それを主張したくなるのは分かります(原発とかね)けど、そこは本当に自国の利益にかなっているかどうか真剣に考えてほしいですね。

副作用を語り始めると薬は飲めない

何か政策を行おうとする時には、必ず悪い面も伴うものです。そこを議論してばかり(共産党が得意としているようなほぼ全てに反対)ばかりいると、なかなか前に進めません。前に進まないという事は、問題はいっこうに解決しないし、良い方向に向かってもいけないという事です。重要になってくるのは、副作用を良く研究・検証・理解した上で、それでも前に進むかを考える事です。これにはとてつもなく時間・労力がかかります。選択肢を3つ用意すれば、3つの副作用を理解する必要性に迫られるからです。時として、予測出来ない場合もあるでしょう。

予測の不正確さ・曖昧さは無責任を生み出す

日本が第二次世界大戦に向かった時には、アメリカと戦争すれば日本はほぼ確実に負けると多くの軍部官僚・政治家ともに分かっていたのに「曖昧さ」が前面に出て開戦となりました。副作用を語った時には「弱気だ」という意味不明な事を言われて、副作用の大きさが議論される事はありませんでした。しかし、実際に戦争に負ける事ばかり議論したのでは、軍隊としての士気も上がらないでしょうし、他に日本が欧米列強に対して、対等に立ち向かえる術も無かったかもしれません。

日本は、当時は戦争に突き進む裏で列強の中国侵略を見ながら「我が小国も中国と同様に侵略される」と考えていたのだと思います。このような危機感は理解できるとしても、当時日本は経済資源を依存していたアメリカに戦争を仕掛けるというのは、どう見ても勝ち目のある戦とは思えず、「やってみなければ分からない」というレベルでも無かったはずです。目の前の危機感が大きすぎる余りに、冷静な判断を欠いてしまった?多分、そうではなくて、問題はもっと単純で当時の日本軍の教育方針が偏り過ぎていて、全うな国際情勢を判断する能力を持った人材は一部しか居なかったという事でしょう。

勉強不足によって視野が非常に狭くなり、地図上で分からないもの同士がああでもない、こうでもないと議論した所で、出てくる結果というのは「とりあえず目の前の敵をやっつけて、昇進の機会を得たい」という程度にしかなりません。軍需産業は、ある程度の戦争がないと大儲けできないでしょうし、軍部の中では戦争なしには昇進の機会は限られてしまいます。戦争をする前には、「自分が銃弾にまみれて蜂の巣にされてボロボロになって死ぬ」とか、もしくはもっと酷くて「食うものがなくて、敵さんを目の前にする前に飢え死にする」なんて考える人はいないでしょうね。

現実の結果としてはそのようになった訳ですけど、悲惨な結果・体験・経験が起こらないと人間というのは分からないものなのだと思います。原発だって、チェルノブイリが起こった時は「ロシアは技術が不十分だ」ぐらいに馬鹿にしていましたよね。実際には、当時から日本の技術だって大したことなくて、一歩間違えば今回のような大事故になっていたのでしょう?事故にならなかったのは、単に「運が良かっただけ」という事でした。

もっと議論を発展させていくと、そう言うのであれば、原発なくして日本の高度経済成長が達成出来たのか?という話です。多分、答えはNoなのでしょう。黒部ダムのような超大型ダムを日本に沢山建設した所で、水力発電の発電量というのは限られています。日本全国に巨大ダムが建設されましたが、電力割合は2010年の段階で8.1%となっています。また、火力も巨大な発電量を出すには、大量に建設する必要が生じてきます。

お隣の国の経済成長を続ける中国を見ると、原発の割合は現在は非常に少なく僅か1.12%に過ぎません。しかし、計画上のものは沢山あり、原発依存を急速に強めようとしています。経済成長の影で電力不足は顕著になっているからです。2020年の総発電量10億kwのうち4%に当たる4000万kwを原発で補う考え方のようです。
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/legis/pdf/02470212.pdf

東日本大震災から半年が過ぎました。東日本大震災の物質的な損害、人的な損害は絶句するようなものでありますが、それに福島第一原発事故が追い討ちをかけてしまいました。福島県の東半分の地域がチェルノブイリであれば避難地域に指定されている放射性物質が検出されています。本当は、福島東部に戻るなんて考えられませんが、東電からも十分な補償が受けられないとあって、多くの人が汚染地域と分かっていても、福島東部に帰らないと生計が立てられない状況にあるようです。

テレビで連日のように福島から非難した10万人の方々、仮設住宅にも入れずに不便な生活をしておられる方々が報じられています。原発事故の影響を受けた人々の多くが、損害賠償して貰う見込みが立たず、人生設計においても、経済的にも非常に大きなダメージを受けています。特に普通の人にとって「一生の買い物」である自宅に価値が無くなるという打撃は、経済的にも、精神的にも非常に打撃が大きいです。何も悪いことをしていない人たちが、このような仕打ちを受けていいんでしょうか?

東電の歴代社長さんは、毎年数千万から数億円の役員報酬を受け取っており、退職金として数億円も受け取っていますが、それはサッパリ問題になりません。危ない車を作れるだけ作って、事故が起こったら被害者が運が悪かったと言っているようなものですね。まあ、ほとんど関係が無い私が怒りを爆発させる事ではないのですが、被害者はただただ悲しい思いでしょう。
グローバルビジネスの情報戦略ブログという分かりづらいタイトルにしていましたが、このブログは中国株でいこう!に戻すことにしました。理由としては、中国であったり、中国株の銘柄に関する記事を増やせそうだと思った事、このブログで使っているCMSソフトのMovableTypeが時代遅れになっており、ブログとして書き続ける事が苦痛であるという事です。

中国株以外の点については、新しくブログを作成して、そちらで行っていこうと思います。新しく作成するブログは、数日以内にこちらの方でアナウンスさせて頂きますので、そちらの方も宜しくお願いいたします。ブログを分ける理由としては、中国株ネットに紐付けされたブログなので、このブログも続けていきたいと思っているからです。

中国株が流行らなくなった

中国株は、株価がピークだった2007年頃と比較すると、全く流行らなくなってしまいました。私も中国株に関して、個人としてもビジネスとしてもやってた時がありますが、株価の上下は別としてリーマンショック以後に日本の個人投資家は大きく投資から離れてしまいましたね。2011年で288社ある証券会社のうちで、過半数の証券会社は3年連続の赤字計上しているようです。つまり、来年頃には体力なくなった中小の証券会社から潰れていくという事でしょう。

日本にそんな300社も証券会社必要ないですね。取引する顧客がそんなに多い訳ではないですし、ネット取引を多くの人がやるようになってきているので、ネット取引の会社が数社あれば個人レベルとしては十分でしょう。あとは、富裕層の部分はプライベートを強化出来る大手が担っていけば良いと思います。対面営業で高い手数料でぼったくりで営業マンを養うというのは時代遅れですね。それこそ、90年代には既に時代遅れになっていたのです。
その名前のとおり中国の巨大農業企業である超大現代農業ですが、株価は低迷しております。
中国株香港市場で購入が考えられる農業系企業は4つあり、超大現代農業(0682)、中国緑色食品(00904)、亜洲果業(0073)、卜蜂国際有限公司(0043)です。これ以外の銘柄は、時価総額や売買がほとんど無い事から売買は難しそうです。

9月9日金曜日時点における時価総額は、日本円表示にすると以下のようになります。

・超大現代農業(0682)が738億円
・中国緑色食品(00904)が232億円
・亜洲果業(0073)が675億円
・ト蜂国際有限公司(0043)1405億円

株式を購入する時には、ある程度の時価総額があった方が良いと思います。ある程度の時価総額がないと、株価の動きが激しすぎるようになるからです。時価総額が100億円を切る企業になってくると、数億円の売買が入るだけで株価が大きく変動します。

卜蜂国際時価総額が最も大きいのは、超大現代農業でも、亜洲果業でもなくて、ト蜂国際有限公司という企業になっていました。この企業のホームページを見てみましょう。

ト蜂国際有限公司
http://www.cpp.hk/

飼料作りの他にも、西洋から輸入したパワーショベルの代理商を中国西部を中心に行っているようです。また、バイクの「太陽(Dayang)」というブランドで販売しているなどが書かれてあります。海外では、ベトナムとも関係があるようです。

中国西部の代理商の販売は面白いですね。西部大開発などを狙っての事でしょう。しかし、このバイクビジネスは何なんでしょうね?もっと詳しく見ようと思えば、財務のページを見るのが良いかもしれません。興味ある方は、覗いてみてはいかがでしょうか。
2010年の財務報告書
http://cpp.hk/UserFiles/corporate_governance/pdf/Annual%20Report%202010_Chi.pdf
中国の高速鉄道事故の車両製造していたとされる中国南車ですが、9月9日の終値で香港市場の01766の時価総額が日本円で820億円ほどしかありません。対して2011年8月4日に発表された売り上げでは、668億元(約8016億円)で世界一になったと報じされています。利益の多くを開発に注ぎ込んでいるとされていて、2010年の科学技術開発費は約36億元(432億円)で、特許なども1000件以上申請して、数百件を取得したという事です。

現在の香港市場における時価総額は、鉄道を建設する中国中鉄と同じぐらいですね。株価は4.0付近にあるので、1000株が日本円で4万円ほどで購入する事が出来ます。まだ、完全にチャートが下を向いた状況で、全く回復が見られるとは思いません。1,2年で売買を考えるのではなくて、10年間保有するのを考えるというであれば、こういった低くなった場所を拾うのも悪くないかな?とは思いますね。実際に以前にもそういった「つわもの個人投資家」という方を何人も見てきましたが、低いところで拾って放置するのが利益をだすコツですね。

日本の車両製造の中核を担っている川崎重工業から完全に盗んだ最新の高速鉄道技術での技術を参考にして、高速鉄道を国産化したのは良かったのですが、大事故を起こしてしまいました。高度な技術ともなってくると、コピーするのも大変という事でしょうね。

日本で一番最初に導入された福島原発

原子力発電が日本で開始されたのは、東京オリンピック(1964年頃)を終えた1966年頃から福島県に福島第一原発が建設され始めたという事です。1952年から1968年まで少年漫画雑誌に掲載されていた鉄腕アトムなどが、1963年から1966年にかけて放送された事もあって、原子力に関しての国民が前向きになる背景にもあったのかもしれません。

日本は戦争中も原爆の開発がほとんど進んでいなかった所に見られるように、原子力に関する研究は、一部の学者が行う程度にとどまっていたようです。しかし、福島第一原発は、アメリカの技術をそのまま導入する事によって、運用されて行く事になりました。後から良く考えてみると、アメリカと地震大国の日本は異なっていたのでしょうが、地盤が固いとか、対策が万全だという事になって福島第一原発が出来ました。それから半世紀後に狭い国土の日本でこんな悲惨な出来事が起こるなんて、原発の導入は明らかに過ちであったと言えるでしょう。
中国株の香港市場銘柄を買いに入るのに物色中です。しかし、まだ買いに入るつもりはありません。慌てて買いに入って下落したり、変な銘柄を掴むのは嫌ですね。今までもそんな銘柄を掴んで、突然「上場廃止」になって、私も今では1銭の価値もない株を保有していたりしますので・・・・。

また、買ったとしてもこのブログで報告するかどうかも分かりません。このブログをリニューアルする以前のブログでは、購入した銘柄、購入した価格など全て書いていたのですが、不都合が生じる事が分かったので、リニューアル後は公表する事をやめました。以前は、かなり時間があったので、日足トレードで1日何度も売買するような取引も行って楽しんでいた事もありますが、実際にそれほど大きな利益になりませんでした。

利益を出す方法は「低いところで買って高いところで売る」

ずっと以前に放送されたNHKの番組の録画放送をネットで見ていて、東芝の元半導体技術者が言っていた事が印象に残りました。「技術と言うのはね、大部分の人が分からなくて、周囲が心配するぐらいの物じゃないと将来性はないんだよね。今、皆が分かっている今の技術はどうでもいいんだ。次に何が勝つかを見極める必要があるんだ」という事でした。半導体は、非常に厳しい業界です。IT業界も半導体と同じで入れ替わりが激しい業種ですね。もちろん、株式も同じだと思います。

大部分の人が分からない事を追求していく事が、利益を生み出すのだという事を忘れてはいけないですね。多くの人が追求する道というのは、既に朽ちた技術であり、早い話が「誰でもできること」なのですね。上がった銘柄を見て「この銘柄が素晴らしい」というのは、誰でも言える事です。株価がぱっとせず、しかしながら将来性がある銘柄を見つける事こそ、利益を出すコツですね。

価格が高くなって、誰もがその銘柄を知るようになってからでは儲からないです。もっと、株価が低い銘柄を研究するなり、会社訪問するなり、ニュースから分析するなり、何らかの方法で買いに入る必要があります。それを行わなければ、大きな利益を生み出すことが難しいからです。

周囲が分からない事を追求する事で利益を生む

1964年に東京オリンピックの開催される年に間に合わせ開業した東海道新幹線は、2008年に北京-天津(京津都市間鉄道)間で新幹線が開業しました。中国のインフラは、地下鉄にしても、新幹線にしても日本よりもかなり遅れていますね。日本では、既にリニアを実現する段階(中国にもリニアはあるが、あれは「おもちゃ」という発言をJRの人が行っているように技術的には未熟なみためだけのもの)に入っています。日本は、新幹線技術の一部を中国に輸出出来るのは、新幹線は既に過去の技術と捉えている所もあるからだと感じます。中国が新幹線技術を身に付けたとしても、既にリニアの技術を開発したので、まだ競争力を保てるという状況です。リニアの技術は、紛れもなく世界最先端でしょう。相手に追いつかれない為には、常に最先端の部分を狙う必要があり、それが金になるのです。

もっと分かりやすい話をすれば、従来の確立された技術というのは、誰でも出来るのでマニュアル化して派遣社員や、安い正社員、海外にオフシェアしておいて、新しい技術であったり、まだ確立されていない技術の開発などについては、国内の良い給与を与えるような社員の中で頑張らせるというスタイルです。

自分の周囲にいる人の給与水準であったり、技術水準などが、今ひとつだと思うのであれば、自分で新しい事を考えて行動するしかないような気がします。そうしないと、今は良くても10年後に現在自分が行っている技術が通じなくなった時に非常に難しい立場に立たされると思うからです。
夏の旅行に行く前にFujiFilmのネオ一眼(一眼レフぽいカメラ)を買ったのですが、やはり「それなりの満足度」しか得られませんでした。カメラに懲りたい、綺麗に撮影したいというのであれば、一眼レフを購入した方が良いと分かりました。そうは言っても、写真の初心者なので、どのようなカメラを購入しようか迷っているのですが、とりあえず一眼レフで人気がありそうなモデルを見つけました。これに類するものを購入しようかと思ったりしてます。

しかし、これ30万円ほどするんですよね。30万円と言えば、性能が良いパソコン並みですが、これでレンズは別売りなので、レンズ付けて見ると40万円ほどになるかもしれませんね。良い写真を撮影したいと思えば、ある程度のカメラは欲しいところですが、カメラの初心者が思い切って買って良いのかどうか迷う価格ではありますね。別に焦る事ではないので、じっくりと検討を重ねていきたいと思います。

新生ファイナンシャルが行っているサラリーマンの小遣い調査によると、サラリーマンの小遣いと日経平均には、ある程度の連動が見て取れるそうです。2010年6月には、1ヶ月のお小遣いが4万600円だったものが、2011年になると3万6500円と、4100円も大幅ダウンが見られたそうです。日本が今後も空洞化していく事を考えると、しばらくの間は、リーマンショック前の2007年時点のような盛り上がりを見せるのは難しいでしょうね。

小遣いの定義

この「小遣い」の定義が良く分からなかったのですが、小遣いの使い道を見ていると、昼食なども含めて「かなり自由になるお金」と考えて良いようです。この中から喫茶店代金、飲み大、車・ガソリン代、書籍代、昼食代、携帯電話代金も含まれているようです。結構、広範囲で「小遣い」と呼んでいるようです。人は自由に使えるお金が多いほど「幸福感」が高いと言われていますが、意外と自由に使えるお金というのは少ないように感じます。

小遣い36500円となるとかなり厳しい現実では?!

携帯代金は普通に友人と連絡を取ることを考えて、5000円程度は使うと考えると、残る代金は3000円程度で、1日1000円ぐらいになります。サラリーマンが仕事の昼食20日を500円で取るとなると、残る金額は20000円です。20000円だと月に1回の飲み会で少し使ったら既に残りは1万円台という事になっていますね。「かなり厳しい現実」というものが見て取れます。
サラリーマンの小遣い
(上記URLの新生ファイナンシャルの小遣い調査2011年より)

2011年9月6日の香港市場は大幅下落でしたね。香港市場は、中国企業の上場が多いはずなのですが、ハンセン指数などは米国市場の影響を大きく受けています。米国企業の多くが中国などに工場を持っているなど、経済は本当にグローバル化しているという事が指数チャートからも分かりますね。

 ハンセンインデックス5年チャート
中国株香港ハンセン指数

ニューヨークダウ工業平均5年チャート
ニューヨークダウ
中国高速鉄道中国の鉄道建設は、今後はどのように進んでいくのでしょうかね?中国と同じ国土面積が広大なアメリカは、鉄道というよりも飛行機がメインとなって発達していますが、中国は従来から鉄道網が発達している上に賃金が飛行機よりも安いという事で、多くの人は積極的に鉄道を利用していますね。

北京と天津を結ぶ高速鉄道(日本の新幹線)が2005年から着工して、2008年8月1日(北京オリンピックに強引に間に合わせた)に運転を開始しました。この高速鉄道を使うと、僅か30分で北京から天津に移動出来ます。ただし、この鉄道路線が1年ちょっとで7億元(約80億円)の赤字になって、あら大変!という事がしばらく前に報道されていました。また、2011年7月に起こった鉄道事故の後で、金足りなくて延期になる区間も出ているという報道もありますね。

鉄道を建設するのに金が足りんので、2011年8月に中国中鉄がA株市場において10億ドル規模の巨大増資を企画していたそうですが、この計画を取りやめた事が明らかになっています。昨年8月に既存株主から了解を得たらしいですが、ただでさえ株価が下落している所に新株発行なんてすれば、株が何の価値も無くてペラペラの紙切れになってしまう可能性がありますからね。

増資で調達出来る筈だった金が調達出来なくなるとあれば、当然ながら次の建設に影響するでしょう。1000億円ぐらいであれば、銀行から借り入れでもいけそうな気がしますが、中国企業の財務内容は中国中鉄のIR会計報告を読んでも、売り上げ規模が大まかに分かる参考程度にしかならないような気がします。

ちなみに現在の香港市場の中国中鉄(0390.hk)の時価総額は、1000億円を切って900億円ぐらいになっています。株価が6.00から2.00付近まで短期間で3分の1に下落しているので、時価総額が急落してしまったのです。香港市場で時価総額1000億円の企業が1000億円の増資を(A株で)行ったらどうなるんでしょうか?

中国中鉄の株価
中国中鉄

ユナイテッドワールド証券に口座を持っているので、中国人民元預金ファンドというものがあるので見てみました。合資会社RMBプロジェクトが営業者になって、中国人民元預金ファンド投資事業匿名組合が投資者になって運用される形態らしく、ユナイテッドワールドオンラインリミテッドが投資代理会社となっているので、この資金を代理で投資を行うという事でしょう。

報酬の金額(事務手数料)については、月末評価日における本匿名組合の純資産額に対して年率0.105%(税抜き0.10%)に相当する金額としています。つまり、50億円集めるのを目標としているようなので、そう総資産額が50億円であったと仮定すれば、年の運用手数料は500万円という事になるでしょう。その他に営業者報酬が年間20万円ほどファンド全体にかかります。この他に実際には様々な事務手数料が発生するとみられており、それがいくらなのかなどについては投資家が「不透明で分かりづらい」可能性があります。

私だったらこんな意味不明な商品は絶対に買わないですけどね。

ログインして基準価格を確認(口座があれば購入していなくても見れる)してみると、2011年8月24日時点において、87981円(10万円から開始)となっています。中国経済は悪くないのですが、USDに対して大幅な円高になったので、USDにかなりの割合(バスケットだけど)連動する中国人民元は、円に対してかなり弱くなって人民元安が発生しています。1年間で10%以上の資産を失うとなると、これは結構な損失ですね。

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