2009年10月に米WhiteHouseがOpenSourceで作られたDrupalに切り替えられてリニューアルしました。2009年1月に大統領に就任したオバマさんの指示で数ヶ月かけてリニューアルが行われたという事です。この他にDrupalは、NASAのサイトで採用されるなど、米国の公的機関の多くに採用されています。
別にオバマさんが無料のCMSを使って連邦政府の予算を切り詰めようとした訳では無い事は誰だって分かります。目的としては、DrupalというオープンソースCMSを使うことで、シリコンバレーに「私はここにいますよ」とアピールしたかったのだろうと思います。そして、その狙いは的中して、多くのCMSユーザーは驚き、そしてこの動きを支持しました。
オープンソースで無料のCMSだからと言ってDrupalを馬鹿にしてはいられません。私が見たとこでは、日本の多くの企業のサイトは、数百万-数千万円の予算をかけてウェブサイトを作っていますが、Drupalなら全く同じウェブサイトを数十万円-数百万円で構築出来るかもしれないからです。そして、かなり複雑な事までDrupalでこなせてしまいます。例えば、価格.comのようなサイトから、はてなのソーシャルブックマークまで、比較的短時間で作れます。サーバーの保守管理まで知識が付いていけるのであれば、現在のウェブ改革出来るぐらいのパワーを持っているハズです。
しかしながら、Drupalが日本で普及しない理由としては、人気があるオープンソースCMSの中では、恐らく最も面倒な部類に入るからです。XOOPSのように1週間学習すれば誰でも使えるという代物では無さそうです。Drupalの場合には、Viewモジュールの使い方を1つ選んだとしても、安定していろいろと使いこなすまで至るには、かなりの時間がかかってしまいます。大規模サイトになると、モジュールが幾つぐらい必要なんだろう?100、200とかになりそうな気がしますね。
そこまで使いこなせたサイトは日本にはほとんど存在していません。使いこなすには、少なくとも少しは英語が出来ないとお話になりませんし、場合によっては多少のプログラミングも必要になります。どちらもアメリカ人であれば大学生レベルで可能な事でしょうが、日本人が英語でかつプログラムもやろうとなればひと苦労しなくてはいけません。特にサイト上で高度な機能を求めようとすればするほど時間がかかります。しかし、機能で言えば、Wordpressが三八式歩兵銃で、Drupalは自動小銃ほどの違いがあり、黙って見ている訳にはいかないでしょう。
オバマさんは、今まで無かった黒人大統領で、国務長官がヒラリー・クリントンで女性です。その上に国の機関までオープンソース使ってくるのだから、金になりそうであれば、何でもアリのアメリカは自由でいいなと思います。金を持って来れるのであれば、女性であろうが、黒人であろうが、若者であろうが、そして老人であろうが関係ないです。ただし、アメリカの医療保険問題とか格差問題とか考えると、日本の方が万一の時も安心と言えばそうかもしれないですけど・・・それに甘えちゃって危機感が無いのかな。
ホワイトハウスがDrupalを使ったのは偶然か?
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