個人投資家のケンタローさんのブログに中国の不動産に関するトラブルが書かれてあったので、紹介したいと思います。2008年に蘭州市内の不動産物件を購入したけど、それが売るときにトラブルになったという事が書かれてあります。さて売ろうかと思ったら、自分の名義では無かったという事が書かれています。別に名義を申請した人が居て、自分で買ったはずの不動産が、知らない人の物になってたという事です。
今回、ケンタローさんが購入した物件を開発したディベロッパーというのは、地域の得体の知れない兰州瑞德实业有限公司という会社です。このディベロッパーのホームページを確認しましたけど、まさに怪しい不動産の会社ですね。こんな変な会社から良く購入したと思いますけど、もし蘭州市に関係があって、この都市で買いに入るならば、地域として大手の参入が少ない上に不動産の情報が少ないので、価格が低い所に絞り込めば、このような場所しか残らないのかもしれません。このディベロッパーが建設した万国港の50平米ほどで10-15万人民元ほどだと思います。
今回の件では、不動産会社及び名義変更人が違法な事をしていたので、そのディベロッパーの方で、ケンタローさんから違法性を指摘される(つまり裁判を起こされる)前に何とか手を打ったという所だと思います。「契約書はこちらの手元にある。支払いの領収証もある。銀行から振り込んだので、銀行の記録もある。」とあれば、裁判しますよ?と言って脅すのが一番かと思います。それで駄目そうならば、とりあえず大使館に連絡をとっておきます。日本大使館は警察ではないので、問題の処理は出来ませんが、場合によっては当事者に対して「お願い」してくれる事があります。中国は、法治国家ではありませんが、ある程度の法律なら国家が守ります。
海外では、日本のように事がすんなりと運ばない事が多いですが、ビジネスをする場合には特に「法律を遵守するように心がけること」「言葉は信用しない事」「人を大切にすること」などの点は、どの国でビジネスを行う上でも同じだと思います。今回の件に関しては、詳しい事情が良く分からないので、この辺にしておきたいと思います。
中国の不動産投資とカントリーリスク
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