Googleでは実に様々なプロジェクトを同時並行で進めていて、その中にGoogle Public Dateというものがあります。これは、単純に世界中で公表されたデーターを整理してみましょうというサイトなのですが、実際に結構使えそうな事が分かります。まだ試験段階のようで、ここでリンクされているデーターもほとんどが米国のデーターなのですが、今後は公表されているデーターをここから探し出せるようになって欲しいものです。
世界の状況などを知りたい時に、世界中の機関で公表されているデーターを探し出して、それをダウンロードして分析するという所まで持ち込むのは結構時間がかかります。多くの研究者やアナリストは、エクセルなどに自分のデーターリンクを作っている事でしょう。このサイトを使えば、少なくとも「どのようなデーターが公表されているか」という事を一覧で見ることが出来るので、データーを探す手間が減るという事だと思います。また、簡単にグラフの作成と比較も出来るようになっているので、大まかな概要を掴むという点でも良いと思います。
実際にどのようにデーターで遊べるかを見てみたいと思います。例えば、米国、日本、中国のGDP(米ドルベース)で比較したいとします。World Bankが出しているデーターを基にして、クリックだけで10秒で以下のようなグラフが完成します。このグラフを見る限りでは、米国はしっかりと経済成長をしてきましたが、日本はかなりヤバイ事になっている事が分かります。世界第二位の経済大国と言われていますが、1位との差がここ10年で大きく開いた事が分かります。
GDPの比較(米ドルベース)、米国、日本、中国を選択して比較しました。
せっかくなので、もう1つぐらい例を掲載したいと思います。グラフの形態は様々なグラフから選択を行えますので、線グラフではないグラフを提示しています。今度は、良く使われるOECD Factbook2009のデーターをグラフ化して表示したものです。国際的な労働時間を比較したもので、各国の人たちが1年間に実質労働をどれだけ行っているかという事を見ることが出来ます。
日本は以前は働きすぎと言われてきましたが、最近では労働時間はどんどん減少していて、今ではアメリカ人の方が労働時間が長くなっています。韓国は世界一過酷な労働国家と化しています。韓国の場合には、兵役もある上に大学受験は過酷を極めていて、その上に労働時間が世界一なんて韓国民はちょっと可愛そうです。
国際的な労働時間比較(OECD2009年)
このようにGoogle Public Dateでは世界の機関が公表しているデーターを「面倒なダウンロード無しに」見ることが出来るので、実際の世界情勢を手軽に見る上で非常に有効だと思いますし、やり方によっては投資にも活用できるかもしれません。皆さんも、いろいろ遊ばれてみてはいかがでしょうか。
Google Public Date
http://www.google.com/publicdata/
Google Public Dateを投資分析に活用出来るか
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