台湾で設立されて、中国大陸の工場にて安い労働力を使ってパソコンを生産して急成長した台湾企業のAcerは、日本でも最近になって少しずつ知名度を上げてきた企業です。そのAcerが11月23日に発表したパソコンには私も非常に大きな興味を持ちました。画面は、NintendoDSのように2画面になっていて、アップルのiPadのようにタッチパネルになっています。私には、iPadよりもこちらの方が魅力的に見えました。
ネットブックは非常に画面が小さくて見にくいし、使いづらいという点を画面を2面にして見られる事によって解消出来るという魅力があります。この2つの画面では、2つが別のサイトを見たり、同じウェブサイトを2つのディスプレイに表示する事も可能になっているようです。液晶パネルを取り外すと、iPadのようなタブレット型PCにも出来るという事です。タッチパネルの画面に10本の指と手のひらを置くと、自動的にバーチャルキーボードが起動する仕様になっているという事です。
私が驚いたのは、このような機種を日本では「安いパソコン」としてしか認知されていないAcerが出してきたという事です。恐らくは、iPadが発売されたのと前後してタッチパネル型のパソコン開発をiPodをベースに開始して、画面を2つにする事でAppleのiPadとは別の市場を模索したのだと思います。日本企業は、パソコン市場で海外勢から少しずつ遅れをとっていますが、こうしたPCの多様化によって更に劣勢に立たされる可能性もありますね。
2010年6月に発表された米国の学生向けタブレットPC大型2画面タブレットKnoの場合には、価格は899ドルで発売されています。こちらは、Acerの商品とは違って「学生向け」に開発されていて、一般的に使う機能が貧弱なように感じます。それに比較すると、Acerのものは一般的なノートPCに似ていて、実用に十分に耐えれると思います。
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