16日に米国勢調査局が2009年の米国の貧困層が前年比380万人ほど増加して、全人口の14・3%に当たる4360万人となったと発表しました。1959年から過去最多という事です。4人家族で年収2万1954ドル(約200万)を貧困層と定義しているそうです。4000万人が貧困層というのは、本当に超大国と言えるのか?と思いますけど、この数字だけはごまかしが効かない人口なので「信憑性は非常に高い」と思います。
最近本当に良く考えるのですが、資本主義なんてそんなものなのかもしれません。資本主義経済の本質として、お金持ちはどんどんお金持ちになっていきますし、貧しい人はどんどん貧しくなるのが資本主義です。それが多くの人のやる気を起こして、どんどん国土が豊かになっていくというシステムです。戦後であれば、アメリカも日本もずっと経済成長してきたので「みんな豊かになっていた」となっていましたけど、これからはそうはいきません。別に不景気のせいでも何でも無くて、地主と小作農が明確化してきたというそれだけでしょう。
これからは、日本の多くの職業において、現在の収入を維持する事も大変になります。良識のある一部の学者もテレビで話していますけど、今の若い人はお父さんの2倍、3倍働いて同じ給料をもらえないのですね。それに仮にインフレが加わってしまった場合には、社会が相当に不安定になってしまうかもしれません。自分がどのように生きていくかと言う事を考える時に来ていると思います。
テレビ東京のカンブリア宮殿でソフトバンク代表の孫さんが高校生に対して言っていた言葉が非常に印象的でした。「現実をみて、でも仕方ないじゃないと言って、給料を貰う生活を続けていたら、あっという間に人生は終わりますよ。そうは言っても、現実を踏まえて、と言っている人に限って現実の世界から逃れられないんですよ」と言ってました。自分の志が高いのだったら、給料なんて貰える生活をとっとと辞めて、早く事業でもやった方がよっぽどデカイ事を出来ますよという事ですね。多くの人は、こんな孫さんの言う事を納得しながら「でもやっぱり明日の飯を食べないと」などと言いながら、ダラダラと目標の無い人生(その目標が事業とは限らないんですけどね・・・・)を過ごすんですね。人生は、目標を超える事は出来ないのですから、志は高い方がいいですね。
あと1つ、孫さんが言っていた内容で良かったのは、現在の日本の教育は暗記7割、発想3割だけど、これを逆転させるべきという事でした。日本が発展途上国だった時には、暗記10割でアメリカの真似でもしていれば良かったかもしれませんが、これからはどんどん「新しいものを作る」事をしていかなければいけません。生み出すことは、暗記重視ではなくて、思考重視で新しいものをどんどん作って、それを基準化していく作業だと考えています。
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