ある日本の大手家電メーカーの社員さんと話をする機会があった。いろいろ話をする中で、現在の大手企業はかなりの部分を海外売り上げにしているので、国内市場が赤字になっても海外市場で補えるし、国内市場が黒字でも海外市場の赤字が出れば全体としてマイナスという事を丁寧に言っていました。簡単に言えば、大手の家電メーカーにとってみれば、海外市場の重要性がますます高まっているとう事だと思います。当たり前のような事ですが、それが今後の日本企業の運命を左右するという事ですね。
そこで、日本企業がどこで勝負すれば良いかと言えば、質で勝負するしかないという事です。サムソンなどは、日本のメーカーほど質は良くないですが、世界で異常な強さを見せて売り上げを倍増させています。日本のメーカーは、海外メーカーにも対抗しづらくなってきているという事ですね。iPodの技術にせよ、日本メーカーであれば簡単に作れるものだったけど、実現したのはAppleでした。これは本当に良く言われている事ですけど、日本のように一致団結した国家では、大和のような大艦巨砲主義に陥りやすいのかもしれないですね。
大きいものが良いというのは、現実的にそうだと思うのですが、大きければ大きいほどにスピードを素早く決断するのが難しくなります。Appleのように強烈なトップダウンを行う場合は決断が早いですが、日本企業は決断を苦手とする場合が多いです。いかに質が良くても、マーケティングなどで素早く商品を市場に浸透させなければ、物が売れないという事もあります。なるほど、1つの商品を出した瞬間に市場に知れ渡るようなやり方は、どのようにすれば実現するかを考えさせられますね。TVのようなメディアなのでしょうか、新聞なのでしょうか、それともインターネットでしょうか。
航空機が大量にあって制空権を握れれば、どんなに乗組員を抱えた巨大戦艦であってもすぐに沈んでしまうという太平洋戦争末期の例を参考にすれば、より柔軟な戦略から企業体質を考える事もグローバルなビジネスにおいては重要なんだろうなと思いました。
質を重視するか量を重視するか
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