キルギスで政権崩壊、野党が政権を奪取

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キルギスは、中国の西側に位置している中央アジアの小国です。南側にタジキスタンや西側にウズベキスタンに囲まれていて、北方には中央アジアの大国カザフスタンを抱えるなど、完全に内陸部の国となっています。このキルギスで、2010年4月に民衆による暴動が起こって、内務省、国家治安局、国営テレビ局などの建物を占拠して、政府が崩壊してしまいました。

中国に居たときにも、ロシア人やキルギス人と交流する機会は多かったのですが、キルギスはやはり治安の面では問題を抱えている印象をうけました。女性に対する暴行などが多発していると言われていて、女性が20歳を下回る年齢で暴行を受けてそのまま嫁入りというのが普通のようにあったのだという事です。

ロシアのプーチン首相は、早速キルギスに電話をかけて野党の有力政治家であるオトゥンバエワ元外相と電話会談したそうです。この辺がロシアらしい所で、この旧野党勢力がキルギス国内にあるアメリカ軍基地の撤退などを求めている事などから、ロシアとしてはオトゥンバエワ元外相の方が付き合いやすいと判断しているように思います。

中国は、この事態に懸念を表明していて、こうした暴動が中国のウイグル自治区に波及するのを恐れているようです。このような懸念を表明しておきながらも、中国は内心では自分の隣の国であるキルギスから米国の軍隊を追い出してしまいたいというのが本音だと思います。キルギスと中国は陸続きですので、安全保障の問題から言えば、米国の軍隊が中央アジアのキルギスに駐留して欲しくないと思っているのは当然でしょう。

中国、ロシアと2つの大国を含めた中央アジアの国々は、1996年4月上海に中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの5カ国の首脳が集まって互いの国の緊張緩和に向けて上海協力機構を設立しています。この上海協力機構は、現在では軍事分野の緊張緩和にとどまらず、経済交流などの様々な分野においての協力を行っています。

2001年の同時多発テロの後に国連の全権委任にもとづき2001年12月にキルギスから外国軍航空基地「マナス」が提供されました。当初は1、2年の予定とされていましたが、アフガニスタン戦争が長引いた事で駐留が長引き、既に10年にもなろうとしています。外国の部隊が国内に駐留し続ける事に対する

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このページは、ヒロポンが2010年4月 8日 19:14に書いたブログ記事です。

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