ユニクロ売れなかったのは気温のせいか

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4月5日の東京株式市場において、ユニクロの株価が大幅に下落しました。3月は気温が低く春物衣料の販売が伸び悩んだという事で気温のせいにしていますが、原因はそれだけではないと思います。ユニクロは、日本国内に同じSPA形態で代替が無いので買われているだけで、実際の消費者はユニクロの考える「ファッション」では満足していないと考えています。だから、少し景気が回復した程度の事で影響を受けて、簡単に売り上げも減ってしまうのです。

先日、オープンしたばかりのH&Mに行ってみました。その品揃えの量と種類にこちらが驚きました。ZARAのようにクールな洋服というほどではありませんが、ベーシックからファッションとして着れるものまで、幅広く揃えているなと思いました。上着を3枚8000円ほどで購入しておきました。たった3点ですけど、ファッション性の高い洋服を他店で買えば3点で2万円ぐらいしたような品質でした。

私は、基本的にユニクロでは洋服は買いません。良くユニクロに行くのですが、買えるようなファッション性を持った洋服が皆無だからです。単純な服装を色を変えただけで買ってくれというのは、少々無理があるような気がします。ユニクロは、GAPと同じような単調な服装の路線を貫いていますが、実はGAPの業績は大幅に低下しています。

GAPがドイツから完全に撤退して、全ての店舗をH&Mに引き渡したというのが良い例です。時代の流れとしては、単に単純な服装を売るという事で消費者が満足する時代は過ぎたと見るべきでしょう。日本人は、H&Mなどが日本に進出してくるようになって、ユニクロよりもファッション性が高いと気が付くようになったのです。また、ZARAも激しい競争の中で値引きを行うなどして客単価を急速に下げているので、ユニクロとほとんど変わらない価格でファッション性が付いてきます。

ユニクロは今のままの「ベーシックな需要」を貫いた場合には、大きく失敗する可能性があります。ファーストファッションの業界は、既にベーシックから更にファッション性が高くて安いものへと人々の需要が移行してきています。ユニクロとしては、ベーシック性の追求をストップして、ファッション性のあるものへと展開を移行していく必要性を感じています。そうしなければ、店舗を世界中に拡大して価格を大幅に下げてきたH&MやZARAなどのファッションに勝てずに価格を競い合うという事になり、GAPの二の舞になりかねません。

きっと多くの若者の意見は私と同じなのです。H&Mに一度行ったら、もうユニクロやGAPなんかで絶対に買いたくはないと思う事でしょう。日本でユニクロが売れているのは、近くにユニクロしか無いからです。H&Mが日本の各地に進出した場合には、ユニクロなど蹴散らされてしまいます。それほどH&Mのインパクトは強烈と言えるでしょう。

ユニクロがその事に気が付いているか、いないかは分からないですけど、国際市場に進出しようとしているユニクロは、先ずはH&Mを模倣してやり方を大幅に変更した方が良いと思います。そういった技を繰り出す事が出来る人材は、正直に言えばユニクロの内部には既に居なくなってきています。閉鎖された日本市場では勝ってこれたが、それは単に井の中の蛙だったという事でしょう。


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このページは、中国株ファンが2010年4月 5日 18:25に書いたブログ記事です。

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