アフガニスタンでフリージャーナリストとして活動されている常岡浩介さんが誘拐されました。今の所は、誰にどのようにして誘拐されたなどの詳細情報は分かっていません。彼のブログ「さるさる日記」は、3月29日の時点で更新が止まっています。ツィッターの更新も4月1日時点でタリバンの解放区に行くという言葉を残して止まっています。
アフガニスタンの危険度は、このアフガン紛争が始まった当初とは比較にならないほど高まっています。イラク戦争とは違って、落ち着く様子もありません。米国・英国など多国籍軍の死者は減るどころか急速に増加中です。日本の外務省も07年7月からアフガニスタン全土に在留している日本人に対して避難勧告を出していて、アフガニスタンに入国しないように注意を呼びかけています。
イギリスでは、連日のように軍隊の若者が死んだというニュースが報道されています。昨年09年の死者は過去最大で、500人近い軍人が亡くなりました。特に2005年以降にアフガニスタンの治安情勢が悪化した事が見てとれます。2008年8月には、こうした中でペシャワール会のメンバーとして人道支援を行っていた日本人が殺害される事件が起こりました。
ニュースの報道などでは、今回誘拐されてしまった常岡浩介さんは、タリバンを取材するという名目で、タリバン側から許可を得てタリバン解放区があるアフガン北部の都市クンドゥズを訪問していたという事です。アフガニスタンで常岡さんとも一緒に居た久保田弘信さんのブログによれば、ガイドとなった人は旧タリバンとして活動していた人で、常岡浩介さんとは10年もの付き合いがあった比較的信頼出来る人だそうです。しかし、そんな人が一緒であっても、許可を得たとしても、それは何の保障にもなっていなかったようです。
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