飛行機の中は階級社会

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こんなブログで暴露するのもどうかと思いますが、私は残念ながら今まで国際線(国内線の経験はほとんどなし)に何回乗ったか分かりませんが、エコノミークラスにしか乗った事がありません。運が良くてロンドンから帰る時に「プレミアムエコノミーが空いてます」という事はありましたが、ビジネスクラスに通された事がありません。お金を払えば座らせて貰えますけど、国際線のビジネスクラスはそれなりに高いですよね。

飛行機が飛行を開始すると、ファーストクラス、ビジネスクラス、エコノミークラスは、妙なカーテンで仕切られて、お互いに進入したり、見たりする事が出来なくなります。飛行機を降りる時も、ファーストクラスが先で、それからビジネスクラス、エコノミークラスは最後という決まりです。日本人は、平等主義の中で育っていますので、こういった事を意識する機会があまり多くありません。日本の場合には、たとえ大会社の社長であったとしても、費用削減の為にビジネスクラスで済ませている会社も多いです。また、彼らの給料はファーストクラスに届かない数千万円程度であったりする所からしてもビジネスクラス顧客と言えます。

 

しかしながら、航空会社としてもファーストクラスの乗客だけで座席を埋める事は不可能です。やはりビジネスクラスやエコノミークラスのお客さんにもしっかりと座って頂かないと採算が取れません。飛行機が大きくなった以上に航空会社もグローバル化の時代に入って、飛行機の価格競争は特に国際線において激しくなりました。ファーストクラスの価格低下よりも、ビジネス・エコノミークラスの価格は思いっきり低くなりました。そうしないと、誰も乗ってくれなくなってしまったのです。

ビジネスクラスの価格はエコノミークラスの2倍程度で座れますが、ファーストクラスとなれば4倍から10倍近くする場合もあります。あまりに金を持っている人ですら、ビジネスクラスで我慢したくなるような価格差です。ビジネスクラスやファーストクラスに乗ってお金を使ってしまえば、その満足度よりも損失の方が大きくなる可能性が出てきました。飛行機という限られた空間の中で、ファーストクラスに価格以上の満足度を提供するのは至難の業と言わざる得ません。これほど差があれば、まさに完璧な接客や設備が求められると言えます。

こうなってくると、サービスも完全な2極化となります。あまり価格の下落が大きくないファーストクラスのサービスは更に上級を求められるようになりますし、エコノミークラスは価格の下落が大きすぎて、今までのサービスを維持する事すら困難になってきています。例えば、ANAの国内線でお茶と水以外は有料になってしまいました。エコノミークラスで接客するフライトアテンダントの給与は300万円と言われています。

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このページは、ヒロポンが2010年4月 2日 07:23に書いたブログ記事です。

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