夕刊フジの09年02月09日によると、日本航空インターナショナル客室乗務員の平均年収が618万円(平均年齢37.1歳)であり、全日本空輸が489万円(平均年齢30.5歳)、新興航空会社のスカイマークは309万円(平均年齢26.4歳)で、スカイネットアジア航空は279万円(平均年齢27.2歳)としています。
国内の航空会社に入社した客室乗務員は、入社当初の3年は時給1000円の契約社員(年収だと200-300万)で働かされ、3年後に残っていれば正社員になれるという仕組みが導入されています。だけど、平均30.5歳で辞めるのであれば、普通に大学卒業が22歳だとすると正社員になるのが25歳だから、5年ぐらい正社員をやるとほとんど辞めちゃうんですね。この金額だと、頑張って貯金しても1年に100万ぐらいしか貯金出来ませんね。
これじゃあ、若くてもワーキングプアとさほど変わらない生活に見えます。更に入社時には正社員採用ではないというのは当然の事になってしまっているというのも他の業種よりも条件が厳しいように見えます。また、上空の航空機内という通常とは違った環境における業務が日常的で、早朝・深夜・年末年始を含む出勤であり、給与は非常に低いと思わざる得ません。
同じ会社で同じ仕事をしているにも関わらず、雇用形態や賃金に差が出てしまうというのは、平等ではないような気がします。しかしながら、航空会社としても安い賃金で働いて貰わないと、世界の中での競争に勝ち残る事が非常に難しくなってきました。航空業界のグローバル化が進む中で、オープンスカイが進んで、航空会社がいち早くグローバル化の影響を受けています。
労働組合は、賃金を上げようと会社に要求しますが、その方法ではJALのように破綻してしまうかもしれません。会社にとってみれば、グローバル競争の中で時給1200円を支払うだけでも大変です。今後は、労働者が会社に反発するだけではなくて、会社と一緒に会社の方向性を探していく必要がありそうです。
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