例えば、Greeの田中社長が楽天に在籍していた時に、自分の趣味で作った町が株式会社Greeとして上場しています。もともと副業として行っていたもので、収益を追求するという会社化しない限りは、個人の趣味でやっているだけの「単なる楽しいサイト」で終わっていたかもしれません。しかしながら、Greeは会社化して上場され、社長を勤める田中さんは33歳という年齢で長者番付けに掲載されるほどリッチになりました。日本における同じSNSでもキヌガサであったり、その他の有名SNSは消え去って、現在は大型化しているSNSは、GreeとMixi、そして携帯分野で活躍するモバゲータウンの3強となっています。
後になって大手インターネットの会社もSNSに参入したのですが、参入時期が遅かった事があって、全く流行る事が出来ませんでした。例えば、楽天リンクスなんていうのは、今でも全然流行ってません。2005年1月にリリースされたライブドアSNSのフレパというのも不振によって2008年には既にサービスを終了してしまいました。何をやるにしても、後から「真似」だけで入っていくというのでは、成功の可能性を高める事は難しいようです。SNSを日本に導入して成功したMixiと、同時期に始めたGreeが先駆者として圧倒的シェアとなった訳です。
例えば、コンビニで考えてみたいと思います。上海に早々と出店したローソンが良い例で、1996年の第1号店開業から8年経って、2004年にようやく初めて黒字化しています。今から上海に出店して、まともにローソンと競争していけると思ったらおお間違えです。既に良い場所は、全てローソンであったり、地元の上海企業が押さえてしまっているので、上海に後からコンビニで出店しようというのは無理があります。
また、イトーヨーカドーは、1996年12月に四川省成都市に「成都イトーヨーカ堂有限会社」を設立したのを皮切りにして、北京(10店舗)と成都(3店舗)で計13の店舗(2009年9月末)をオープンしています。はっきり言って、イトーヨーカドーの展開もローソンと一緒で非常に遅いです。1996年から既に14年も経ているにも関わらず、展開しているのは僅か2都市に13店舗となっています。しかし、これから参入する日本企業であれば、状況は更に厳しいと考えるべきでしょう。
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