ロシア企業が香港市場に初の株式上場

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酸化アルミニウムの世界最大手とされているロシア企業の「ユナイテッド・カンパニー・ルサール」は、1月27日に中国香港市場に上場する事を発表しました。上場が実現すれば、ロシア企業が初めて中国の株式市場を通じて資金を調達する事になります。1月22日に公募価格を決定するとされていますが、現在発表されている公募価格の仮条件は、9.10-12.50香港ドルとなっています。市場で流通させる割り当て株は16億1029万株としており、約200億香港ドルが調達される見込みとなっています。

このUCルサールは、事業を多角化させてきた事によって、07年こそ28億600万ドルの黒字を出していましたが、金融危機後の08年は59億8400万米ドルの赤字、09年上半期も8億6800万米ドルの赤字と業績は低迷していました。また、総額で170億ドル(1兆6千億円)の負債があるとされています。

ルサールは、急速な事業の多角化で失敗をしています。例えばドイツ最大の建設会社ホッホティーフ、カナダの自動車部品メーカーのマグナ・インターナショナルを自社の株式を担保にした借り入れで買収しました。しかし、その後に株式価値が低下して2008年10月にこの2社を譲渡しています。

このような多額の負債を持っている事が、香港証券取引所の上場基準を満たしておらず、香港市場における上場は何度か延期が発表されていました。09年12月にロシア最大となる170億ドル規模の債務再編で債権者と合意した事によって、上場が可能になりました。この上場では、ルサールの170億ドルの債務返済が目的となっています。

ルサールウェブサイト
http://www.rusal.ru/en/Default.aspx

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このページは、ヒロポンが2010年1月 6日 07:07に書いたブログ記事です。

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