英国は何故アフガニスタンに派兵する必要があったのか

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英国の報道機関は、アフガニスタンにおいて2009年に入って100人目の死亡者が出たという事をいっせいに報じています。2008年のアフガニスタンでの死亡者数は51人でしたので、倍増している事になります。英国の方々にとっては、クリスマス前の悲しい知らせとなりました。英国兵士のアフガニスタンへの派兵は9500人に達しており、米国に次いで2位の規模となっています。当初は、安全地帯にて作戦を進める予定となっていましたが、作戦上の都合でいつの間にか危険な南部へと兵士を進める事になり、死者を増やす要因となってしまいました。
英国での年間死亡者数が100人に達したのは、1982年にアルゼンチンと領土問題をめぐって戦争状態に陥ったフォークランド紛争以来です。フォークランド紛争では、イギリス側がフォークランド諸島をアルゼンチンに条件付返還という形を目指しましたが、アルゼンチンがあくまで無条件返還にこだわって、関係悪化していきます。そこにアルゼンチンがコマンド部隊を送り込んでフォークランド諸島を占領した事によって、戦争が始まってしまいました。この戦争では、イギリスが領土を守るという分かりやすい名目がありますが、アフガニスタン戦争の場合には、何の為に戦っているのか既に明確な理由が分からなくなってきました。

イギリスとしては、アメリカと癒着を強めたいという狙いがあり、それ以外にもアフガニスタンの復興と題して大きなビジネスチャンスを生み出したいという狙いもあるものと思われます。アフガニスタンの復興という事で、この地域に強いネットワークを持ってコントロール出来れば、後から戦争以上の代金を回収できると知っているからです。この辺の改修において、イギリス政府の高官も美味しい汁をチューチューと吸うことが可能になるでしょう。

こんな泥沼の戦争中にも関わらず、米国のオバマ大統領は、何故だかノーベル平和賞を受賞しました。これは、冷戦の時に国内情勢の悪化によって軍縮(デタント)を行ったゴルバチョフなどがノーベル平和賞を受賞していますが、似たような流れのように感じます。アメリカは、アフガンへの増派を行って情勢安定を図った後に早期に撤退して、民間企業などを投入して利益を得たいという考えもあるとされています。しかし、死者が増え続けており、しばらくは高い代償となる事は間違い無さそうです。

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このページは、ヒロポンが2009年12月15日 23:09に書いたブログ記事です。

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