松井証券社長がインタビューで日本株を悲観

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しばらく前に証券会社で働いていた時のことですが、松井証券のアナリスト向けの決算説明会(東証)に出席してみた事がありました。松井社長は、半数の株を持っているだけあって、アナリストなど眼中に無いというような傲慢な態度に見えた事が印象的でした。確かレポートに「こんな会社は、長くもたない」と書いた記憶があります。個人的な意見では、松井証券のホームページだけ見ても、楽天証券、イートレード証券(SBI証券)のサービスにとうてい及ばないと考えているからです。ただ、こういった状況においても会社が何とか回っているのは松井社長の力量もあるのだと思います。

その松井証券の松井社長がロイター通信のインタビューに答えていて、日本株に関しては超悲観という見方を述べています。東証の売買代金が1兆円を下回るようになるだろうと述べています。個人の6,7割は既に月間100回以上売買するデートレーダーとなっているという事で、一般の個人投資家はあまり動いていないという事です。外人投資家は、

松井社長は、売買代金が細ると、どういった事が起こるかについても言及しています。売買代金が細る事によって、大きな資金で簡単に市場が動くようになるので、不安定性=リスクが高まるという事を認識しておく必要があると述べています。ディとレーダーでもない個人投資家にとっては、不安定性が高まる事は望ましいことではありません。ただし、デートレーダーからすれば、動きが大きい方が、幅を取りやすくなります。

インタビューでは、円高による影響にも言及しており、凄まじい円高によって日本国内から海外に輸出が難しくなるので、日本の企業が海外移転を起こして、マーケット(もちろん雇用や内需)に更に悪影響を与えるという悪循環が発生するという事です。日本は、今から良くなるどころか更に悪くなるという見解を示しています。これには私も同感で、失われた20年とか100年に1度の不況とか言われていますが、日本では不況というよりは、必然的に起こった経済失速かと思います。

日本に歴史が長い証券会社は数多くありますが、従来は証券にだけ集中して厳しい世の中を生きぬいてきました。松井社長も本業に集中しながら機会が来るのを待つという事を述べています。証券会社であれば、他業種には疎いので、その方法をとっていくしかないでしょう。ただし、全ての証券会社が本業に集中すれば、従来の手法で生き残っていけるとは思いません。

日本経済に依存出来ないのであれば、他の国の証券会社と競争する必要性が出てくる可能性があります。今までのように日本の法律を期待するのは、国民の利益に反するので難しくなってくるかもしれません。

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このページは、ヒロポンが2009年10月 8日 20:00に書いたブログ記事です。

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