マネジメントと業務のマニュアル化

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先進国で第一次産業(農業など)、第二次産業(工業など)に代わって割合が増えてきているのが第三次産業(いわゆるサービス業)などです。このサービス業は、従来は第一次産業や第二次産業のように大量生産出来ない物として人間が行うという点で「サービス業」と呼ばれてきましたが、コンピューターなどの発展に伴って、最近のサービス行に単純作業が増えてきました。

例えば、コンビニのバイトなどを見ても、全てマニュアル化されています。業務の内容は実際にはかなり複雑でありながら完璧で分かり易く作られたマニュアルによって「完全に単純化」された作業となっており、アルバイト(つまり誰でも)出来る業務となっています。日本のコンビニはマニュアルに支えられており、MBAで学ぶマネジメントもまた「マニュアルの作り方」であると考えられます。

人間の判断に委ねずに、誰が行ったとしても同じような作業をこなすというマニュアルというのは、サービス業の中心になりつつあります。多くのマニュアルは、コンピューターと連動した物となっており、どのようにキーボードを操作するかを丁寧に解説したり、入力作業の手順を書いたりしたものになっています。重要な部分をコンピューターに任せる事で、ミスが少なくなり、作業効率が上昇するのです。

本来はコンビニで自分でクレジットカードなどで決済して買い物を出来るものを店員がサービスを行っており、その店員に対して買う物の代金が上乗せされている事になります。低価格の商品、製品が出回る中で、実際にこの最終消費の部分がかなり高くなってきています。

新興国などで安価に物が作られている場合には、流通過程が航空機、バスなどで運ばれて、最終過程で販売されます。どんなに原価を安くしても、販売員の雇用費用が高ければ、販売個数を増やさなければ利益にならないという事になります。例えば、100円ショップで物を販売して、1個の利益が50円であったとしても、販売員1時間あたり500円で採用したら1人の販売員が最低でも10個販売しなければ利益が生まれない事になります。

また、証券会社のオンラインシステムと証券会社の対面営業を比較すると、その手数料の差の大きさに驚くはずです。オンラインでは100円の手数料で買えるものが、対面営業を通せば3000円や1万円になったりするのです。自分で出来ない物を人に任せるというリスクは非常に高いものになってきています。

日本などの先進国では、特に人に任せて、人からサービスを受けた場合の価格が高いのです。人に任せて、人からサービスを受けるのであれば、それ以上の価値を自分で生み出していかなければ生活になりません。このように人間の動き(サービス)に対して課されるお金が大きいという特徴がある先進国での暮らしは、金持ちと貧乏人の2局化する傾向にあります。

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このページは、ヒロポンが2009年6月17日 07:05に書いたブログ記事です。

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