米国でクレジットカード利用者保護法案が成立

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米国、英国、欧州などでは、カード決済が普及しており、日本とは比較出来ないほどカードでのお買い物が「当たり前」の事になっています。クレジットカードは、現金を持ち歩く必要がなくお金を支払う事が出来るので大変便利ではありますが、間違った使い方をすると大変な事になってしまいます。

MitubishiUFJのレポートによると、米国人が保有するクレジットカードは、何と平均9枚とされており、過半数が支払いを翌月以降に繰り越すとされています。それに対して日本人は3枚程度と言われており、9割の人が1回払いを選択するので日米のクレジットカードに対する意識の違いはかなり大きいようです。カードを大量に持つという事は、自己管理が非常に難しくなる事を意味しています。

2003年のNHKスペシャルで放送されていた内容によると、月々借金の2%程度を支払えば、借金の残りの部分を先送り出来るという「ミニマムペイメント」システムを利用している人が多いようです。ミニマムペイメントでは、金利が上乗せされるので支払いが遅くなれば遅くなるほどに高い金利を支払う事になります。カード会社は、カードローン債権を証券化して投資家に売り込むので、多少の貸し倒れが怖くなくなりました。このようなカードローンの結果として、米国民全体が抱える借金は90年代から急激に増加して、02年には8.4兆ドル(約1000兆円)を超えています。

アメリカ経済は、しばらく住宅価格の値上がりが続いていたので、新たな借り入れなど金融の操作が可能な家庭が多かったのです。しかし、アメリカの金融危機後に住宅価格が下落して、このような金融の操作が難しくなりました。更に「ミニマムペイメント」に目がいきがちになり、元本がいくらになるかについては目が行き辛くなるというトリックが挟み込まれています。

NHKスペシャル(2003年4月18日)
個人破産、アメリカ経済がおかしい
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090304190030150/

MitubishiUFJ レポートより
http://www3.keizaireport.com/file/WDC024.09.pdf

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このページは、ヒロポンが2009年6月30日 00:26に書いたブログ記事です。

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