新生銀行のトップページを見ると、私たちが考えている「従来の銀行業務」のサービスを提供するというよりは、既に証券会社のように多様なサービス(ファンドや債権を中心としたサービス)を取り扱っている事が分かります。銀行預金からネットのみを通じて気軽に債権や投資信託を買えるというサービスです。
この商品は、気軽に投資信託や債権に投資を行える一方で、大事な部分を見落としがちになってしまいます。ネットでの商品の購入は、本当は根本的な事を理解していないにも関わらず、理解したような「つもり」になって商品を買ってしまう場合があります。商品を購入する際には、メリットに目がいきがちになって、大事な注意点を見落としてしまいがちだからです。
例えば、米ドル建て債権を購入する場合には、米ドルを満期まで持った場合の「元本保証」が付いたとしても、それは日本円での元本保証では無いので、投資分の為替リスクを負うことになります。また、中途解約出来ないなどの制約が付いている場合には、資金は移動出来ない事になる流動性リスクも存在します。
外貨建ての債権の購入などは、資産の一部を運用する方法としては悪くないですが、為替リスクが大きい事を考えると、安易に投資出来る商品でもありません。円建てで発行されている外国債などは少ないながらも存在しますので、円建ての外国債を購入した方が為替リスクを取らずに済むという点で良いと思います。
日本の銀行における投信販売は、1998年12月に金融システム改革法が施行された事によって、証券取引上の登録金融機関における証券投資信託受益証券等の販売が可能になり、銀行などにおける窓口販売がスタートしています。銀行からお金を移動すると、確かに商品は買いやすいですのですが、リスクある商品に回すお金というのは、資産の10%‐20%程度に抑えておくべきだと思います。
投資信託・保険の窓口販売
http://www8.cao.go.jp/kisei/siryo/sassi/07.pdf
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