ロシアで行われた上海協力機構とBRICs会議

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中国、ロシアと中央アジア4カ国(カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン)で構成される上海協力機構(SCO)の第9回首脳会議が15日、16日2日間にわたって、ロシア中部にある都市「エカテリンブルク」で行われました。何故かイランのイランのアハマディネジャド大統領もオブザーバーとして出席しました。16日には、この上海協力機構(SCO)の開催に合わせて、中国、ブラジル、ロシア、インドのBRICs4カ国の首相がエカテリンブルクに集合して初の首脳会談を行いました。

BRICs4カ国の経済規模は今後もますます拡大して、20年あまりで現在のG7の経済規模を上回る可能性も指摘されています。金融危機前の非常に強い経済成長を通じて、金融危機以前の世界経済が先進国中心の枠組みであった時代から、発展途上国同士の新しい枠組みが形成されるものとみられています。G7という枠組みが拡大されて、発展途上国を含めたG20という枠組みが主流になっていきそうです。

ブラジルのルラ大統領は、このBRICs会談に先駆けて、2009年5月18日にも中国を3日間ほど訪問しています。ブラジルの国営石油会社ペトロブラスが日量20万バレルまでの原油を10年間にわたり中国国営の中国石油化工(シノペック)に提供する代わりとして、中国の国家開発銀行から100億ドルの融資を受けるという案件の合意を取り付けました。ブラジルは経済成長を続ける中国向けに1次産品を輸出、中国で加工された工業製品を輸入して2国間貿易を急拡大させています。ブラジルを代表する航空会社であるエンブラエルが中国のハルビンに合弁で工場を作るなどしています。

ロシア訪問中の胡錦濤さんは、15日に隣国ウズベキスタンのカリモフ大統領と会談して、両国のパートナー関係を確認しています。また、国境問題を抱えているインドのシン首相と会談しています。イランのアハマディネジャド大統領とも会談しています。その後、16日にモスクアを訪問した中国の胡錦濤・国家首席は、プーチン首相とも会談しています。

ロシアは、原油などの資源輸出を背景にして高度成長を続けており、GDP成長率において2005年に6.4%、2006年に7.4%、2007年8.1%、2008年5.6%の高度経済成長を記録していました。しかし、08年9月の金融危機後に原油などの資源価格が大きく下落した事によって、09年のGDPは一転して大きなマイナス成長になると予想されています。ロシアの輸出産業は、資源に依存する割合が高くなっており、石油・天然ガスの輸出に占める割合が64%(05年のデーター)と突出しています。ロシアは中国と仲良くする事で、新しい新興国の枠組みを形成して、自国の利益に繋げる考えです。

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このページは、ヒロポンが2009年6月17日 18:30に書いたブログ記事です。

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