リーマンブラザーズを「二度とないチャンス」として買った野村證券ですが、実際にリーマンブラザーズが買収後に重しになっている事は明らかです。野村證券の本業は、支店のネットワークを利用した個人の売買手数料ですが、ネットで売買する顧客の増加で対面営業のビジネスモデルが成立しなくなってきています。新規に口座開設する顧客は少ないので、今までの顧客を証券会社同士で奪い合う事になっています。
株を買うときには、絶対に対面営業を使うべきではありません。対面営業の手数料は、どう考えたって高すぎますし、インターネットを使って自分で売買する事が出来ないのであれば、株式なんてやるべきではないと思います。対面営業を利用したならば、証券会社の良いカモにされて、手数料を取られるだけと取られて、損をするまで株にのめり込まされます。ネットで自己責任で売買するのが一番です。
野村證券は、自社のオンライン証券会社としてジョインベスト証券という証券会社を立ち上げましたが、オンライン証券会社は手数料競争が激しいので、実際の対面営業ほど儲かるはずがないんですね。このままだと将来的にビジネスが成り立たないと判断して、業務の多角化を図る為にリーマンブラザーズに手を出しました。そして、それは失敗だったと言うことが出来ます。
日本の証券会社は、手数料ビジネスが崩壊しているので、オンラインに特化した証券会社以外は危ないと思います。このまま金融危機後の経済が低迷していくと、山一證券が破綻した時のように大きな証券会社が幾つか破綻するのは時間の問題だと思います。インターネットが普及してから10年ほどしか経過していませんが、相当量の売買はネットに移りました。今後は全ての売買がネットになる事でしょう。証券会社の存在自体が必要なくなり、東証が直接売買の場を提供すれば良いです。
野村證券が6000億円の大赤字
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