サンケイのニュースによると、YahooがUSEN子会社のギャオの発行済み株式の51%を所得して同社を子会社化するという事です。Gyaoとしては、不況の影響もあって広告収入も伸び悩んでおり、ビジネスモデルに困る赤字会社に出資してくれると言う事で嬉しい限りでしょうが、出資したヤフー意図がわかりません。
ヤフー動画をギャオと統合する事によって、広告や有料動画販売の拡大を視野に動画コンテンツの囲い込みをしたいとしていますが、このようなビジネスモデルは非常に「古く」見えてしまいます。ヤフーの井上社長の同日の会見によれば「今後は、テレビや映画などのコンテンツを保有する企業が幅広く参加出来るプラットフォームを築く」としています。まるで2、3年前のWebに関する考えを聞いているような違和感を覚えます。
そもそも、Gyaoの広告収入などが伸び悩んだ理由としては、Youtubeなどの動画投稿サイトが強かったという事にあります。Youtubeでは、例えばルパン三世であったり、宮崎作品であるなど日本のアニメが分解の形はありますが、違法に公開されています。また、Youtubeは今後投稿出来る時間を拡張していくと見られており、今後はこのような(違法)投稿が増えると考えられます。更に中国では、Youkuや土豆網といったサイトで(著作権違反の)映画を見る事が出来る為に中国の若者を中心として圧倒的な人気になっています。
Yahooが過去の映画を何でも公開していくというのであれば別ですが、動画投稿サイトはそのパワーに任せて「もう、どんな動画も大公開」の状況でやっています。このような状況においては、Youtubeとヤフーがまともに戦うのは無理があると考えられるのは当然です。まして、無料で見られる動画をわざわざお金を支払って有料で見たいと思う金持ちな若者がそれほど多く居るはずないと思います。
一方で英BBCのiplayerのような試みには注目すべき点があると思っています。BBCは日本のNHKのような放送局ですが、その番組の質は非常に高くて、面白い番組を次々とネット配信しています。その放送内容は、日本に関するものから自然に関するものまで様々であり、自分の興味に合わせて見る事が出来るようになっています。
ヤフーの失敗-Gyaoの買収
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