GMを早く破綻させるべき

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GMとクライスラーが17日に再建計画を示して、政府に追加融資を求めたという事が報道されています。既にGMには134億ドル、クライスラーには40億ドルが出資されていて、追加融資としてGMが求めたのは1666億ドル、クライスラーが50億ドルの融資を求めています。2社の要請総額は400億ドル(約3超7千億円)にも達していて、米国政府が追加支援するのは非常に難しいほどの金額に膨れ上がっています。

前回の試算によって当面を持ちこたえられる金額として政府がGMに134億ドル、クライスラーに40億ドルを拠出していたハズですが、このお金は僅か数ヶ月で「消失した」のでしょうか?追加融資の試算では、更なる自動車不況によってお金が足りなくなったためとしていますが、これほど短期間に更に追加融資が必要になるのは、最初から分かっていた事に思えてなりません。

GMとクライスラーの問題は、世界の競合他社と比較して高い賃金水準で多くの労働者が在籍している事とされています。労働組合などとの交渉で賃金水準が維持された結果として、国際競争力が失われてきたと考えられます。特にGMの医療費は長年に渡って問題視されてきました。政府に助けてくださいとわめいているGMのワゴナー会長さんですが、ボーナスは無いにせよ、ストックオプション含めた給料総額は、14,415,914ドル(14億円)にもなっていて、2006年から2007年の給与は減るどころかむしろ増えています。自分の給料を支払って、しっかりと会社を破綻に導いているんですね。

自動車業界が不振な中での追加融資は、単に延命措置に過ぎないと考えられます。GMとクライスラーの延命措置を行っても、GMとクライスラーの自動車が実際に消費者に対して売れなければ、企業として存続する事は困難です。破綻が囁かれている問題が多いとされる会社から誰が自動車を購入するというのでしょうか?GMやクライスラーに対してのブランドイメージはかなり傷ついており、自動車不況の中で売上が黒字化するというのは安易な考え方に感じます。

売上が簡単には黒字化しないと考えられている会社に対して、これほどの金額の追加融資を行うのは馬鹿げた話です。米国の製造業が弱くなったのは、労働単価が高くなり過ぎたせいではありますが、製造業で競争に失敗した巨大な会社を米国が強引に維持しようとすれば、米国民が支払う代償はますます増えると考えられます。

GMのワゴナー会長などの給与
http://www.companypay.com/executive/compensation/general-motors-corp.asp?yr=2008

参考:日本の自動車メーカー、"我が世の春"は終わる(日経ビジネス)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20071017/137739/?P=3


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このブログ記事について

このページは、ヒロポンが2009年2月19日 22:18に書いたブログ記事です。

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