イギリス1.5%利下げして3.0%に

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6日にイギリスが1.5%の大幅な利下げを行って、政策金利が3.0%になりました。これはイギリスにおいておよそ半世紀ぶりの低水準金利になるそうです。日本とイギリスの金利水準が更に縮まる事になります。イギリスの不動産価格などは現在も下落傾向が止まっておらず、株式市場も不安定な状況が続いています。まだ、ポンドドルは153円ではありますが、今後は更なる円高が進む可能性が強いと言われています。

来週の木曜日に大学院主催の映画上映会があり、私が大好きな映画である「ウォール街」が上映されます。もう、この映画はDVDを購入してから1000回以上は見ていると思いますが、大好きな映画なので、経済学部の女の子を誘ってまた見に行く事にしました。見所は、チャーリーシーンの親父さんの言葉です。この親父さんは、監督のオリバーストーンの親父さんがモデルとも言われています。

航空会社の整備士として働く親父さんの言葉です。

Stop going for the easy buck and produce something.
安易に金を稼ぐのは止めて、何か生み出せよ。
Create, instead of living off the buying and selling of others.
売買をして過ごす商売の代わりに、(お前自身が)創れよ。

イギリスは、かつては「産業革命」発端の地として高度なもの作りを行っていました。しかし、その原材料を調達していた植民地の大半は既に放置しており、同時に物を作る事を放棄した国家となっています。その代わりとして、金融産業が発達した事によって、サッチャー政権以降に景気上昇が20年ほど続いていました。今回の金融危機では、欧州で最もダメージを受けたのは、イギリスであると言われています。

私は、イギリスがお金を集めたシステムは、主に2つの柱があったと考えています。1つ目は、アメリカに次いで盛んに行われていた「投資銀行業務」です。2つ目は、証券取引所における優良なコンピューターシステムで、日本よりも5年先を行くと言われています。今回の金融危機によって、1つ目の投資銀行業務のビジネスモデルの一部が機能しなくなりました。しかし、2つ目の金融システムの方は未だに健在です。

イギリスは、別に何も作り出していないという訳ではなくて、金融システムというものを世の中に供給する事で、お金を集めてきた事になります。ただし、日本のように車や機械ではないので、目に見えないというだけです。投資銀行業務が急速に発達したのも、金融工学などを高度に使う学問が発達した事から派生しており、この学問も米国、イギリスに太刀打ち出来る国はありません。ただし、未発達な学問なだけに、扱いを間違えると「核のボタン」のような効果があったという事だと思います。

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このページは、ヒロポンが2008年11月 9日 07:19に書いたブログ記事です。

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