不況であまりに過小評価されていた日本円

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10月27日発売のプレジデント最新号(2008.11.17号)に書いてあった内容によると、英国の経済誌エコノミストが今年7月に発表した「ビッグマック購買力平価」は、日本で購入するビッグマックの価格は、1個あたり280円前後、台湾は267円、中国196円と日本とあまり変わりません。つまり、日本人はビックマックをこの人たちの国の数分の1の価格に感じている訳です。そして欧州各国になると、ノルウェーが851円、スウェーデンが687円、スイス685円というように信じられない程に高いです。

いくら税金が高くて、その上物価がインフレ状態だからと言って、世界で2位の経済大国と言われる日本で280円のビッグマックがノルウェーに行くと851円というのはおかしいと思います。誰もがおかしいと感じているんですけど、今までは為替レートがそのように決まっていました。私もイギリスに来てから非常に高いと感じたのは、サブウェイで注文した半サンドで、日本なら400円ぐらいのものが、こちらでは倍以上の900円で仰天しました。

日本は金利が低すぎて、日本円を買う人が少なかったので、過小評価されていたんですね。おかげで経済は「いざなぎ越え」などと言って持ち直していたにも関わらず、円安が進んで海外旅行が非常に高くなったので、海外旅行を控える人が増えていたんですね。これからは「正常な状態」である円高の時代がやってまえりましたので、日本人はどんどん海外に出ていけそうです。

本当に良く考えてみると、ユーロもポンドも高すぎたのだと思います。確かにヨーロッパの経済が好調だった上に、ヨーロッパの金利も高かったので資金がそちらに流れる理由は分かります。ただし、実際のビックマックの価格などを考えてみると、やはり違和感を覚えずにはいられない訳です。どうして、経済力が2位にある日本でサブウェイに行けば400円で買えるのに、全く同じものがイギリスでは900円なのか?という疑問です。

その答えは、やはり為替の調整という形で起きています。イギリスのポンドは、急落して150円を切るところまできました。今後のイギリスを考えれば、120円ぐらいになる事も十分に考えられる事だと思います。ビックマックの価格から正常な価格を考えれば、1ドル80円、1ユーロ100円、1ポンド120円がちょうど釣り合うところではないでしょうか。

参考:世界の月給事情:ロシア人7万円、インド人2万円
http://president.jp.reuters.com/article/2008/10/25/CF60B7B2-A171-11DD-8F9B-DDCE3E99CD51.php

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このページは、ヒロポンが2008年10月27日 07:10に書いたブログ記事です。

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