日経オンラインでは、公的資金を使って政府救済を行ったAIGの資金不足が生じている事を報じています。それによれば、AIGが16日までに829億ドル(約8兆4000)億円を借り入れて、当初の融資枠である850億ドルをほぼ使い切ったという事です。更に9日にFRBから378億ドル(約4兆円)もの追加枠の提供を受けているので、この枠の借り入れに入るようです。借り入れ枠の総額は1228億ドル(約13兆円)に及んでいて、本当にこんな莫大な金額が返済可能なのか?誰も分かりません!
AIGの場合には、政府が既に80%握っていて国有化しているので、これからどんどんお金を入れていく事になりそうです。既に13兆円入れていて、なお足りないかもしれないとなると、最終的には更に数十兆円を必要とする可能性すらあります。また、日本の旧長銀で一部の返済が焦げ付いて税金が返済されなかった事と同じように、AIGに融資した資金の一部は完全な政府負担になる可能性が高いと考えています。
AIGの場合には、政府が既に80%握っていて国有化しているので、これからどんどんお金を入れていく事になりそうです。既に13兆円入れていて、なお足りないかもしれないとなると、最終的には更に数十兆円を必要とする可能性すらあります。また、日本の旧長銀で一部の返済が焦げ付いて税金が返済されなかった事と同じように、AIGに融資した資金の一部は完全な政府負担になる可能性が高いと考えています。
米国において公的資金を注入するのは、AIGだけではなくて、既に他の銀行にも公的資金注入が表明されています。金額ベースで比較すると、日本のバブル崩壊時期を上回った公的資金の注入になる事はほぼ確実で、数十兆円規模でおさまらない可能性があります。米国の場合には、特に金融市場へのダメージが大きいと思われ、最終的に数百兆円規模の公的資金投入が成される可能性があるでしょう。
今回の金融危機で、英国、ドイツ、フランスなどのヨーロッパ主要国は、公的資金注入を表明しています。これほど大掛かりな公的資金の投入はまさに「異例中の異例」というよりは「前例が無い」訳で、既に欧米の景気の悪化は避けられないばかりか、欧米の株式市場が長期低迷に入る可能性も見えてきました。近く金利の引き下げが行われると見えて、更なる円高が加速する可能性があると考えています。現段階において、私はユーロは100円、ポンドは150円の水準まで円高が進む事を予想しています。
コメントする