汚染されたミルク事件と蒙牛の決算

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三鹿集団が市に汚染ミルク事件を報告したのが8月2日でしたが、行政はこれを放置していたようです。私の予想では、北京オリンピック前に中国のイメージを崩す事が無いようにする為に、政府ともども隠蔽工作を取ったのではないかと考えています。特に伊利については北京オリンピックの公式スポンサーになっているではないですか!私は間違いなく中国政府自身が隠蔽したと信じて疑いません。その結果として、乳児数千人が腎臓結石になって4人が既に死亡しているという事で、とんでもない話だと思います。

私も実のところは、牛乳の粉ミルクに汚染物質が含まれている事は北京に滞在していた時に噂で聞いていました。中国人の友人に忠告されたのは、粉ミルクは「汚いのでなるべく買わないように」という事でした。そこで私は粉ミルクはなるべく買わないようにしていました。まさか、本当に汚染物質が入っているとは夢にも思っていませんでした。また、蒙牛などの液体牛乳などは良く飲んでいたので、ぞっとします。しかし、唯一幸いな事にメラミンが大量に検出されたヨーグルト類は、それほど好きではないので食べていませんでした。


有名人を使った蒙牛乳のCM

今回の事件は、ひとつの企業が起こした問題とは異なっており、少なくとも乳製品を出荷している数十社が関わっていた事が発表されています。しかも、その中には乳製品大手である3社(蒙牛、伊利、光明)が含まれていたのです。これは非常に衝撃的な事件で、中国は名がある大企業であっても油断できないという事を強く印象付けました。特に蒙牛は香港市場にも上場しているブランドが確立された企業であり、伊利も上海証券取引所に上場された企業でした。

19日に蒙牛は香港にて決算発表を行っており、その場で謝罪を行った姚同山・最高財務責任者(CFO)が「粉ミルク事業の比重は低く、業績への影響は大きくない」と発言したそうですが、実際に業績に与える影響は、粉ミルクの比重などではなくて、今まで築きあげてきたブランドの崩壊ではないでしょうか。粉ミルクの事件が毎日これほど大きく報道されて、中国の食品に対する国際的な信頼も失ったと思います。イギリスBBCでも汚染ミルク事件が大きく報道されています。

全国の70%のシェアを占めている蒙牛・伊利・光明・三元・雀巣を調査した結果では、シェア65%を占める上位3社の蒙牛・伊利・光明からメラミンが検出されたという事で、故意に大量のメラミンを混入させていた事は明らかです。有害物質と分かっていながら大量に混入させているところを見れば、本当にとんでもない企業だと思います。

18日までに報告された乳幼児の健康被害だけで6244件と報道されていて、死亡者も既に4人出てしまいました。今後も健康被害の数は増えると見られていて、最終的には1万人近くに及ぶとの観測も出ています。

 


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このページは、中国株ファンが2008年9月20日 10:35に書いたブログ記事です。

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